中之島の再開発!建築計画のお知らせ掲示!未来医療国際拠点21年6月
中之島4丁目で計画されている未来医療国際拠点ですが、ついに建築計画のお知らせが掲示されました。
★所在地/大阪市北区中之島4丁目32番17
★敷地面積/8,600.00㎡
★延べ面積/57,090.80㎡
★階数・高さ/地上17階・86m
★着工予定/2021年8月中旬
★竣工予定/2024年1月中旬
5月に訪問した際には年内に着工ではないか、そして工期が短いのではないかと感想を述べましたか、年内どころか8月の着工となりました。
はい!失礼しました。
L字になってる1棟の建物ですが、完成予想図を見ても2棟に見えます。
向かって左がリエゾンオフィス等で構成される「未来医療R&Dセンター」。右が病院等で構成される「未来医療MEDセンター」です。
現地では解体工事の掲示がなされ、作業に従事する方々が出入りして、重機もばんばん投入されています。
お隣の目を引く黒い箱は2022年2月2日に開館する「大阪中之島美術館」です。
計画地が中之島4丁目区画の真ん中にあるので、北からは幅員の狭いアプローチとなります。向かって左に見えているのは「大阪大学中之島センター」です。
ついに動き出した中之島4丁目の中核施設ですが、やはりもやもやするのは容積率の低さです。
敷地面積8,600㎡に対して容積率対象面積は52,378.58㎡ということは610%でしょうか。
都市再生緊急整備地域にも指定され、「なにわ筋線」の開通も控え、うめきたなどの大規模開発を抱える大阪駅周辺エリアと同様に、中之島も大阪の可能性を持ったエリアであると考えると、やはり寂しい気もします。
中之島にはまだ手付かずの広大な敷地が点々としています。
本件西側に隣接する大阪市所有地や京阪&大林組所有地、またなにわ筋を超えた5丁目の関電不動産等。
これらについては恒常的な利用計画は一切明らかにされていません。「なにわ筋線」の開通による新駅開業を見越し、高度利用を促進、人を呼び込み、知の集積が進み、いわゆる繁華街の側面の濃い梅田とは異なるアプローチで大阪を牽引できる街に育ってもらいたいと願っています。
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