敷地内での埋蔵文化財発掘調査終了か!隣接地との一体開発に期待!ラソールガーデン大阪跡 23年4月の様子
2014年にオープンした中之島5丁目の結婚式場「ラソールガーデン大阪」は2021年12月31日をもって閉館しました。そして2022年4月に建物の解体を終え、2022年8月より行われていた埋蔵文化財発掘調査がほぼ終了した模様です。
所在地
場所は北側を中之島通が走り、リーガロイヤルホテルが西側に隣接しています。最寄駅となる京阪中之島線の中之島駅から徒歩数分。2030年度にはJRなにわ筋線の中之島駅も開業予定日です。
現地の様子(2023年4月)
数ヶ月前は敷地内にて蔵屋敷跡のようなものが地中から顔を出していましたが、現在は埋め戻されたようで、敷地面積約7,300㎡のフラットな地面が広がっています。
現在中之島5丁目では本件以外でも土地更地化工事や土壌汚染対策工事などが数ヶ所で実施されています。これらは中之島5丁目地区土地区画整理事業として、低未利用地の土地利用転換等により、中枢業務機能の充実や質の高い都市空間の創出を図ります。
本件の東に隣接するのは通信設備も備えている1964年竣工のNTT西日本コミュニケーションズ中之島ビルです。本件同様NTTグループの所有地のようですが、こちらは前述の中之島5丁目地区土地区画整理事業には組み込まれていません。
ともに中之島の東西を走る中之島通に面し、両敷地を合わせると長方形の整形地(約12,300㎡)ということもあり、土地区画整理事業に組まれる必要性は片側だけで事足りるというでしょうか。いずれにしても自社単体であれ、2030年度のなにわ筋線「中之島駅」の開業に合わせた大きな動きがあることを期待しています。
何度も言ってる気がしますが、中途半端な開発だけは避けてほしいですね。
コメントありがとうございます。
同意です!アフターうめきたとして中之島5丁目にはこれからの大阪を牽引する役目を担ってもらいたいので、NTTさんには期待してます!