観光客で溢れる道頓堀の再開発？！旧宗右衛門町モータープール 23年6月の様子

2023年3月22日、大阪市北区宗右衛門町の旧宗右衛門町モータープール跡地を成田ゲートウェイ7号株式会社が取得しました。いわゆる道頓堀の賑わいに隣接する本件ですので、今後なにかしらの再開発へと動き出すものと思われます。

計画地

大阪といえば誰もが思い浮かべるであろうグリコの看板のある戎橋から、徒歩約2分ほど東に位置しています。

現地の様子（2023年6月）

現在計画地はコインパーキングとして供用されています。平板ブロックにて舗装されている宗右衛門町通りの北に位置し、訪れた平日の午前中でも多くの外国人観光客が闊歩していました。

敷地面積は約2,550㎡のほぼ正方形です。繁華街の中にある駐車場ということで、敷地内はゴミが散乱し、小便臭いにおいが漂っており、決して行儀の良い立地ではありません。

本件の東には怪しげな廃墟ビルがあります。こちらも長らく放置されたままとなっていますが、将来的には解体、そして一体化されるのでしょうか？

宗右衛門町地区 地区計画

ところで本件の位置（青◯）する宗右衛門町地区は地区計画が組まれており、健全で魅力あるまちづくりに向け基本的な方針、方向性が決められています。開発行為についても安全でゆとりあと格調のある都市空間の形成が求められてなど、一定の制限の中で行われることとなります。

上記は計画地の南を東西に走る宗右衛門町通りのふわっとしたイメージです。あくまで全体的なイメージですので、本件がそのままこのような開発となるわけではありません。

成田ゲートウェイプロジェクト7号株式会社は、本敷地取得の後、2023年5月に登記の変更により「宗右衛門町街作り貢献プロジェクト株式会社」と社名を変えています。何かよくわからん社名から意気込みだけは感じられるものへと変更しましたが、どのような上物により宗右衛門町に貢献し、根付いていくのでしょうか。個人的にはホテルを核とした複合施設ではないかと予想しています。