病院なのに小劇場!23年10月に開業!医誠会国際総合病院新築工事(北棟:扇町ミュージアムキューブ) 23年3月の様子
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2018年8月大阪市が実施した「もと扇町庁舎用地及びもと扇町庁舎南側用地売却に関する開発事業者募集プロポーザル」において、ヒューリックと医療法人医誠会、一般財団法人仁厚医学研究所を事業予定者に選定しました。現在南北両敷地において2023年6月30日の工事完了を目指して、建設工事が進められています。
計画概要
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★所在地/大阪市北区南扇町7番
★敷地面積/9,222.38㎡
★延べ面積/62,796.50㎡
★階数・高さ/(南棟)地上15階・69.97㎡ (北棟)地上9階・39.77m
★工事完了予定/2023年6月30日
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本件は低層部に新たな文化・コミュニティを創造・発信できる劇場を中心とした「文化創造拠点」、カフェ・子供英語教育施設等を配置した「交流促進拠点」、そして上層部に医療ツーリズムにも対応した約560床の高度急性期医療施設な「国際医療拠点」という3つの拠点から構成される複合施設開発です。
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150〜200の客席を有する「LIVEキューブ」は演劇等の講演・稽古、講演会、展示、パーティーの利用を想定していますが、その内容により舞台の形・寸法・配置を変更可能です。その他50〜100の客席ミニシアター「VRシアター」や少人数での展示・物販・ワークショップ・稽古などの多様な活動に対応する「COキューブ」を複数室用意されます。そしてこれらの文化創造拠点を扇町ミュージアムキューブと命名されました!
完成イメージ図
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病院ということで無難な外観ではありますが、北棟の低層部に目を移すと小劇場利用者の興奮を促すようなインパクトのある赤い外壁が採用されています。
計画地
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南北2つの敷地から構成される計画地は、大阪メトロ堺筋線「扇町駅」から徒歩5分。また大阪駅からひと駅となるJR環状線「天満駅」からでしたら徒歩10分ほど南西に位置しています。
現地の様子(2023年3月)
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5ヶ月ぶりの現地となります。建物を囲っていた防音シートも取り去られ、青空にその新しい姿が映えています。現在は外構工事の真っ最中です。
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北を走る扇町通からは低層部の赤い壁面が目に飛び込んできます。その赤壁に刻まれた「OGIMACHI MUSEUM CUBE」!3つの劇場と7つの多目的スペースが設けられるこのOGIMACHI MUSEUM CUBEは次世代のアート発信拠点として今年10月にオープンします。
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敷地北東には来館者を迎える広場と階段がお目見えしました。また敷地北側と東側には桜の若木も植栽されています。
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敷地の東の歩道なのですが、現在はご覧の通り大変狭くなっておりまして、人がすれ違うのも困難な幅員です。敷地内には通路が設けられるようですので、完成後にはもう少し安心して歩けるようになると思います。
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北棟の裏手ともなる南面の様子です。こちらにも赤い壁が施されています。また北側と南側を貫通する吹き抜けのような空間も誕生します。
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最後は計画地の北に広がる扇町公園からの眺めです。今まで扇町公園の南端で途切れていた賑わいが、本計画の誕生により南へと広がっていきます。小劇場と指定管理事業として整備される扇町公園、またその公園に隣接する関西テレビやキッズプラザ大阪(体験型の学習やワークショップを重視した子供向け科学教育館)という文化施設・交流促進施設の集積が、どのような変化をもたらすのでしょうか?数年後の扇町エリアが多様な人々が集うものとなっていることを期待しています。
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扇町公園は北の天王寺公園みたいになってほしいですね。それには主要駅から遠いのがネックかもしれませんが。
コメントありがとうございます。
天王寺駅からのアクセスと比べると劣りますが、十分に天満駅から徒歩圏内なので、まだまだ発展の余地はあると思います。