まもなく工事完了!吹田市、摂津市にまたがる健都の再開発!(仮称)ニプロ 健都イノベーションパーク施設新築工事 22年11月の様子
(仮称)ニプロ健都イノベーションパーク施設新築工事は北大阪健康医療都市(健都)内の健都イノベーションパークにおいて、医療機器・医薬品製造のニプロにより新設されるオフィスビルです。
計画概要
★所在地/摂津市千里丘新町200-16他
★敷地面積/15,839.78㎡
★延床面積/46,153.52㎡
★階数・高さ/地上12階・59.20m
★開業予定/2022年11月末
健都に医療関係企業の集積を目指す中で、これほどの敷地、規模のものを1社で賄うのはニプロのみとなります。
計画地
計画地となる健都イノベーションパークは吹田市と摂津市にまたがり、最寄駅となるJR「岸辺駅」からは長い長いデッキで繋がっています。岸辺駅は大阪駅から約10分足らず。新大阪駅からですと7分程で着きますので、大変アクセスに恵まれた立地です。
健都とはJRの吹田操車場跡地へ2019年国立循環器病センターが移転することを契機に開発された新しい街です。健康・医療のまちづくりというコンセプトのもと、同施設を中心とした国際級の医療クラスター実現に産学官民が連携して取り組み、既に国立循環器病センター、市立吹田病院、ホテルと商業施設からなるVIERRA岸辺健都などが開業しています。
健都イノベーションパークは健都の敷地の中では北に位置し、隣接地では今後JR西日本不動産開発のビルが開業し、今後はエア・ウォーターのオフィス・研究施設の進出も確定している区画となります。
現地の様子(2022年11月)
約半年ぶりの現地となります。さすがに工事完了が11月末に迫っていることもあり、建物そのものは立派に育ち切っています。
高さはないものの延床面積が約46,000㎡を超えているだけあって、大変立派なオフィスビルです。各角に曲線が施され、南東面と北西面は採光に優れたガラス張りですが、北東面と南西面は窓そのものが少なくなっています。
本計画の隣ではJR西日本不動産開発のビルがすでに開業しています。本計画は進出確定時の発表によるとニプロの研究・開発機能だけでなく大阪市北区から本社・本部機能も全面的に移転してくるようですので、周辺にはまだまだ手付かずの敷地がありますが、それでも徐々にオフィスワーカーが集う街へと歩み出しています。
JRの車窓からの眺めです。健都全体で見ると北側ではまだまだ未利用地が残っています。国立循環器病センター、市立吹田市民病院といった公の機関は進出済ですので、今後は本件に続く民間の医療関係企業の進出が待たれます。
外構の様子(2022年11月)
駅から近い敷地南付近の様子です。駅や循環器病センター方面からの人々を迎えるこのあたりは、どのような植栽が施されるのでしょうか。健都全体で見ると緑が全然足りてないので、季節を感じ、潤いと癒しとなる空間に整備してもらいたいと思います。
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