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万博会場と淀川上流が航路で繋がる!淀川大堰閘門整備!

政府は8月27日、第2回国際博覧会推進本部において、大阪府・大阪市・関西広域連合等からの要望を受け、2025年に開催される大阪・関西万博に関連するインフラ整備計画が決定されました。

5つの主要な柱からなる事業ですが、その中の「にぎわい・魅力の向上」項目の中に「淀川舟運活性化」として淀川大堰閘門が2025年開催の大阪・関西万博開催前に整備されます。

現在淀川上流と大阪市街地を流れる大川は毛馬閘門を経て行き来できます。

整備後は大川に加えて、淀川下流とも淀川上流が結ばれますので、複数の就航コースが生まれ、沿川のにぎわい活性化に繋がります。

大堰から下流(西)の眺めです。

左手に見えるのは梅田方面になります。

大堰から下流(東)の眺めです。

淀川の水量や川幅の広さにあらためて感嘆いたします。

閘門が整備される淀川大堰と万博会場となる夢洲との距離は14〜15kmほど。中間には十三付近に船着場も整備される予定です。

運行される船ですが、現在毛馬閘門を経て大阪市内と枚方を結ぶ航路にて使用されている船は定員35名ほどのものとなります。

完成時のイメージパースにて描かれている閘門もそれほど大きなものではありません。現在の毛馬閘門と同規模程度でしょうか。

水深の関係からも船の大きさには限度がありますが、願わくば現在大川で運行されている「ひまわり」のようなオープンデッキがある船であれば、より開放感もあり、船上での催しの幅が広がって楽しめるのではないかと思います。

淀川大堰の閘門整備により複数の航路が整備され、淀川に観光船が行き交う光景が万博後においても日常となれば、川と水との繋がりがより密接となり大阪の魅力もさらに高まると思います。

もちろん観光のみに使用されるものではなく、災害時の物資の輸送等にも活用が期待できますので、早期の整備が待たれる計画です。

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2件のフィードバック

  1. アセチレンランプ より:

    淀川大堰閘門は淀川の下流と枚方や伏見など上流を結ぶだけでなく、大川と大阪港をつなぐ役割もあるのではないでしょうか。
    中之島に架かる淀屋橋と大江橋は手漕ぎボートのような小型船でしかくぐれません。東横堀川から道頓堀を迂回するルートもありますが、「ひまわり」でも厳しいと思います。
    天満橋から夢洲へ直接大型観光船で行くルートを期待します。

    • osakanearfuture より:

      コメントありがとうございます。
      その視点は欠けてました。
      京阪Gとしては京都から大阪へ来た乗客に対し、万博会場までシャトルバスと船という2つの選択肢を与えることもできますね。
      それに伴い親水空間も増えてくれば大阪の風景も、より垢抜けてきそうです。

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