御堂筋に新たな建替え計画?第二有楽ビル 21年12月の様子
御堂筋沿いに新たな建替え計画が浮上してきました。大成建設グループである大成有楽不動産所有の第二有楽ビルです。
1階に入居していたテナントが移転告知の中に、ビルの建替えが移転の事由であると記載されています。
第二有楽ビル物件概要
★所在地/大阪市中央区本町4-1-7
★敷地面積/1,092㎡
★延床面積/11,273.99㎡
★規模/地下3階・地上9階
★竣工/1969年7月
敷地は南北幅が約20m、東西幅が約50mの整形地であり、また本ビルは大阪メトロ御堂筋線「本町駅」の2番出口と直結していますので、大変利便性に富んでいます。
下層階の様子(2021年12月)
カラーコーンとコーンバーにより敷地内に入れなくなっています。1階段以外のテナントも退去が進んでいるのでしょうか?
私自身ビルの前は週に数回は通っているのですが、このビルやテナントについても、南側に位置し、竹中工務店が入居する御堂ビルディングの影に隠れほとんど印象に残っていません。
ビル全体及び近隣の様子(2021年12月)
敷地面積はそれほど広くはありません。最大地上15階・高さとしては60mくらいでしょうか。本町駅と直結しているので、工事内容も期間も規模のわりには大変そうです。
本ビルの正面、御堂筋を渡ると2023年3月工事完了予定の地上18階・高さ約88mの(仮称)安土町3丁目計画の計画地が見えています。こちらも本町駅直結、敷地面積約1,400㎡と条件的には若干ですが似ています。その後方に建つタワーマンションはクレヴィアタワー御堂筋本町です。
本ビル南側の御堂ビルディングはさすがにまだ建替えはないでしょうね。あれば本町のシンボルタワーとなりそうですが。
数年前、御堂筋沿いのビルの建替え計画がこぞって発表され、何棟かはすでに開業し、御堂筋な景観を変えました。そして現在でもその際に発表された計画のいくつかは芽を出そうとしています。しかしながらここ2年は新しい計画もなく、また逆に退去を余儀なくされるホテルも出てきました。
ブルーオーシャンではなくなった感のある御堂筋ですが、今回小粒ながらもひさしぶりに新しい建替案件の誕生は大変楽しみです。まだ正式に事業主より発表されたわけでなく、少々勇み足感もありますが、御堂筋にまた再開発の波が訪れるのか注目です。
淀屋橋から心斎橋にかけて、高層化し1F
を全てスーパーブランド店舗にしたら、凄いストリートになるでしょうね。期待しています。
コメントありがとうございます。
歩くだけでワクワクしそうな通りになりますね。
ただそうなると毎日小汚い自転車でキコキコ徘徊している私なんかは完全に場違いになってしまいますが。