新御堂筋を跨ぐデッキも登場!北大阪急行延伸による新駅整備!箕面船場阪大前駅エントランス整備 22年12月の様子
北大阪急行の「箕面船場阪大前駅」では2023年度の開業を控え、現在整備が行われています。「箕面船場阪大前駅」ではすでに大阪大学箕面キャンパスや箕面市の文化ホールなどが駅前にオープンし、また新たな住宅開発も始まりました。多くの人々を迎え入れる新駅エントランスは、先行する施設との一体性、連続性など調和が図られます。
計画地
北大阪急行は2023年度に「千里中央駅」から北へ約2.5km延伸し、「箕面船場阪大前駅」はその中間駅として整備されます。大阪メトロ御堂筋線に乗り入れ、「梅田駅」と20数分で結ばれることになります。
街への出入口となる本計画は、街のシンボルであろうメインデッキにより各施設及びその周辺地域と繋がります。
完成イメージ図
改札階は地下空間ながら自然光が降り注ぎ、大変ゆとりのあるダイナミックな空間が整備されます。また同階にはカフェやギャラリー等の滞留施設も予定されています。
地下の改札階から地上2階まで直進するエスカレーターが設置されます。地上にはメインデッキと調和が図られた駅前広場では植栽やベンチなど人が集う空間が整備されます。
現地の様子(2022年12月)
吹き抜けが整備される地下空間と、そちらへ誘う階段が見えています。完成イメージによるとこの穴を完全に塞ぐのでなく、いくつもの傘というかキノコのような屋根を設け雨避けにするようです。激しい雨の日は吹き込んでくるのでは?と心配してしまいますが、晴れの日はかなりの自然光溢れる空間となりそうです。
歩行者デッキの延伸(2022年12月)
新駅の吹き抜け空間となる地下の改札階から2階レベルのデッキまで直通エスカレーターが整備されますが、そのデッキは計画地の西を走る新御堂筋を跨ぐように延伸されます。現在すでに新御堂筋の西側にその姿を現しています。
このデッキは新御堂筋を超え、計画地に2階レベルで接続し、さらに箕面船場阪大前エリアのシンボルである箕面市立文化ホールや図書館、そして大阪大学のキャンパスへと一本で繋がることになります。
ちなみにこのデッキの西端はビルの間を抜け、住宅街を南北に走る公園というか緑道を起点とするようです。新御堂筋という大変大きな通りを渡ることの心理的な距離感は相当大きいものですが、このデッキ整備により新御堂筋以西から新駅やその先の文化施設へのアクセスは大変容易になります。
石橋阪大前と箕面船場阪大前がごっちゃになって・・・という人が出て来そうですね。
コメントありがとうございます。
大学名を駅名にするのは賛成ですが、おっしゃる通り間違える方も少なからずおられるでしょうね。