既存建物の解体が終了か！？本町通のオフィスビル再開発！（仮称）本町3丁目プロジェクト 23年4月の様子

野村不動産は大阪市中央区本町3丁目の大阪滋賀ビル跡に、（仮称）PMO EX 本町三丁目PJとして中規模ハイグレードオフィスビルを建設すると発表しています。そして2021年1月、その隣接地に建つ大阪KALビルの土地を取得したことを発表し、ビルの解体にも着手しました。そしてこの両敷地を一体的し、（仮称）本町三丁目プロジェクトとして開発します！

計画概要

★所在地／大阪市中央区本町三丁目12番1

★敷地面積／1,479.25㎡

★延べ面積／14,071.52㎡

★階数・高さ／地上14階・63.19m

★工事着手予定／2023年4月上旬

★工事完了予定／2025年6月下旬

計画地

一体化される敷地の南側を、大阪市内を東西に貫く本町通が走っています。大阪メトロ御堂筋線本町駅からは改札を出て3分ほどでしょうか。大変アクセスに優れた立地です。

現地の様子（2023年4月）

既存建物は姿を消しています。現在は地中障害物撤去工事中です。

計画地の南を東西に走る本町通は4車線あるので、本計画は南からの視認性に富んでいます。

PMOシリーズ

当初は西敷地のみを（仮称）本町三丁目プロジェクトとしてPMOシリーズを2023年10月開業を予定していました。PMOとは野村不動産が展開する中規模ハイグレードオフィスのブランドです。その後隣接地を取得して一体開発となり、定められた容積率（800%）に若干上乗せされ今回の計画となりました。

PMOシリーズの規模の大きいものは上記の通りです（間違ってたらごめんなさい）。本件は敷地的にはPMO EX 新大阪と同程度ですが、延べ面積ははるかに上回りPMOシリーズ最大のビルとなります。もはやPMOという枠を超える規模といっても過言ではないかもしれませんので、もしかしたらPMOとは異なるブランドとして開発されるかもしれません。

個人の希望としてもう少し容積率を上乗せし、規模や高さをより大きなものとして、本町通を代表するようなオフィスビルになってもらいたいと思っていただけに少々残念ではあります。それでもまずは一体開発されたことに安堵し、ビルの建替えによりエリアの新陳代謝が進むと前向きに考えたいと思います。