木造アリーナが姿を表す!南港咲洲の複合施設再開発!西尾レントオールR&D国際交流センター開発A敷地 22年8月の様子
建設機械・機具全般、産業用機械などのレンタル事業を展開する西尾レントオールは大阪市住之江区の南港(咲洲)に業務・研修所・宿泊施設・MICE関連施設・展示場・木造アリーナなどを整備します。
計画地
大阪以外の方はあまり南港(咲洲)は馴染みがないかと思います。大阪駅(梅田)からの鉄道アクセスは数通りありますが、どれも少なくとも1回の乗換は必要となり、時間としては30分弱は要します。また2025年開催の大阪・関西万博やIRの予定地でもある夢洲の南に位置する人口島でもあります。
場所は大阪府の咲洲庁舎の北東に位置する2区画(A敷地 B敷地)となります。A敷地に隣接する南側ではスポーツ用品メーカーであるミズノの新研究開発拠点が建設中です。
計画概要
★所在地/大阪市住之江区南港北1丁目9-1
★敷地面積/12,921.25㎡
★延べ面積/9,159.00㎡
★階数・高さ/地上5階・25.34m
★工事着手予定/2021年10月上旬
★工事完了予定/2023年3月下旬
そして建築計画のお知らせには記載されていませんが、今年の5月に国内最大級の延床面積1,400㎡の木造アリーナも整備されることが発表されました。
以前発表されたイメージパースにも木造アリーナは描かれていませんが、赤で示した空白地に建設されています。しかも他の施設に先行して2022年10月の完成を目指すということです。
現地の様子(2022年8月)
前回訪問した5月末にはアリーナの姿どころか、どこに建設されるんや?と場所すら特定できませんでした。てっきりB敷地に建設されるものと思っていましたが、A敷地の南となりました。
お隣のシルバーメタリックのミズノ新研究棟との対照的な並びがたまりません。
延床面積が約1,400㎡ということですので、それほど大きな施設ではありませんが、窓も少ないので木の壁が聳え立つ様が大変印象的です。外観はこの木造!というそのままの見た目で完成なのでしょうか?
木造アリーナばかりに目が行きがちですが、他の施設についても前回から大きく成長しました。
とはいって気になるのはやはり木造アリーナです。2022年10月の工事完了ということですが、この規模のアリーナってそんな短期間でできるもんなのでしょうか?
数ヶ月前に突然降って湧いた木造アリーナ計画ですが、半年ほどで一気に姿を見せてくれました。今回整備されることがわかった木造アリーナはスポーツイベントも視野に入れているということで、南港エリアに人を呼び込む新たな集客施設となりそうです。
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