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関西空港の復活を祈念いたします!関西国際空港第一ターミナル改修工事着工

関西国際空港を運営する関西エアポートは、5月28日に第一ターミナルの改修工事の起工式を行いました。

拡大する国際線需要に対応することを目的として、国内線エリアを縮小し、国際線エリアを拡張するなど、1000億円をかけた大規模な改修工事です。

残念ながら新型コロナの影響により着工そのものが半年遅れ、計画内容にの一部については当初予定していた2025年の大阪・関西万博までに待ち合わないようです。

ただ新型コロナ収束後の航空需要の回復を見据えて、国際線旅客数年間4000万人受け入れ能力という当初計画は維持するようです。

改修内容を見ると駐機スポットの数や位置、また2階部の国内線エリアの床が大幅に国際線エリアへとシフトされるのが分かります。

年間利用(人)一日平均(人)前年比(%)
国際線(日本人)7,165,87519,57999.59
国際線(外国人)14,684,17440,12194.36
国際線(通過旅客)207,592567102.53
国内線6,705,35818,321102.67
年間利用(便)一日平均(便)前年比(%)
国際線旅客便142,161389.5111.14
国内線旅客便46,302126.9104.57

上記の数字は2019年度の関西空港の利用者数と発着回数です。個人ブログによるものなので、正確には関西エアポートから公表されているものを御参照ください。

日本人と外国人を合わせた国際線利用者数は、国内線利用者数の約3倍にもなります。この数字を見るだけでも国際線と国内線のアンバランスさが見て取れ、関西エアポートが国際線需要に舵を切ることとなる、今回の改修に踏み切ったことも頷けます。

しかしながら世界的な新型コロナ蔓延により2020年度の国際線利用者数が前年度の99%減となるなど深刻な影響を受けています。



関西エアポートの山谷社長は今回の改修工事の起工式において、国際線の需要が戻り、改修工事をしてよかったと言える日に備えたいと力強く話していました。

国際線の商業施設などを除き、多くの改修箇所は4年後の2025年に開催される大阪・関西万博には間に合う予定となっています。

なかなか関西空港に行くことすら憚られる昨今ですが、その頃にはまた以前のような活気ある関西空港に戻っていることを願うばかりです。




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