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2025年4月1日開業!地下7mに眠る大坂城豊臣石垣公開施設工事! 25年1月の様子

南東からの様子

大阪市では豊臣秀吉が築いた初代大坂城の石垣を掘り起こし、激動の時代を物語る豊臣石垣の公開事業に取り組んでいます。この施設は何度も開館予定が後ろへ後ろへと延びてしまっていましたが、ついに2025年4月1日とオープン日が公式発表され、大阪城内の新たな集客施設として期待を集めそうです。




計画地

建設地は大阪城の大手門や青屋門から徒歩約15分ほどの大阪城本丸広場に計画されています。

配置図

大阪城天守閣やミライザ大阪城(複合商業施設)に近接しています。

計画概要

出典:大坂城豊臣石垣公開プロジェクト公式サイト

豊臣政権時代の大坂城は徳川にボコボコにされ、地中に埋まった状態となっています。

出典:大坂城豊臣石垣公開プロジェクト公式サイト

本計画はそのボコられた際に地中深く埋められ石垣を常設展示しようというものです。

出典:大坂城豊臣石垣公開プロジェクト公式サイト

公開施設内部は地下階に本物の石垣を見ることのできる石垣展示ホールを整備し、豊臣石垣を解説する地上階のガイダンスルームの二層からなります。

南からのイメージ

敷地の東側に地上階のガイダンスルームが設けられ、西側が地下階の石垣展示ホールとなります。

現地の様子(2025年1月)

南西からの様子
南西からの様子

約半年ぶりとなりますが、イメージ図そのままの外観がすっかり完成してはいました。

エントランス付近の様子
エントランス付近の様子

正式名称は大阪城 豊臣石垣館となるようですね。今まで大坂城豊臣石垣公開プロジェクトと銘打って進められてきただけに、なぜにここで変更するの?という気持ちもあります。

東からの様子
南東からの様子

そこまでキャパ的に大きくない施設ですので、開業当初は相当混雑するのではないでしょうか。

北東からの様子
南東からの様子

入口は先述の建物の正面(南側)からとなりますが、出口は東面に別動線が確保されています。このあたりも以前は土が剥き出しの状態からカラー舗装のアスファルトが敷設されていました。

内堀の様子
OBPの様子

本件のすぐ東からは内堀を望むことができ、その先には梅林やOBP。はるか先には生駒山の稜線も見えるという大変優れた視点場となっています。ただ天守閣への動線から外れたこのあたり寄りつく観光客は今までほぼいませんでした。

梅林の様子

春以降はこちらへの人の流れも相当増えるでしょうから、是非この後眺望を楽しんでもらいたいですね。

東からの様子

最後はもう一度天守閣を後方に捉えての様子。施設の開業する2025年春から、大阪城天守閣への入城料が現行の600円から倍の1,200円へと値上げされます。ただその値上げ後の料金の中には天守閣への入城に加え、こちらの石垣公開施設利用観覧も含まれることになりますので、多くの方にどちらの施設にも立ち寄り大阪の歴史に触れていただき、またしっかり元を取ってもらいたいですね。

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