3/28開業!商業施設「なノにわ」と公園&史跡エリア!難波宮跡公園(北部ブロック)整備 25年3月の様子

大阪府と大阪市は公園整備や難波宮跡全体を活用したにぎわい創出を担う整備・運営事業者を募集し、学識経験者などの審査と評価を経て、NTT都市開発を代表構成員とするグループが選定されました。そして北部ブロックにおいては3月28日(金)の開業に向けて、整備は最後の追い込みに入っています。
計画地

計画地は大阪城公園の南、大阪メトロ中央線谷町四丁目駅から徒歩数分に位置しています。

2050年の難波宮跡遷都1400年に向け、国指定の史跡「難波宮跡附法円坂遺跡」の保存活用を図り、未来へと継承するために、歴史魅力あふれる難波宮跡のイメージを体感できるよう、北部ブロックで整備が進められています。

南北両ブロックをぶった斬るように、中央大通りと阪神高速13号東大阪線が走っています。そして今回整備されているのが南部ブロックだと勘違いされている方が意外と多いようです。現在の開放されている難波宮跡公園(南部ブロック)については整備対象外となりますのでお間違えのないように!


整備後の配置は上記の通りです。大阪メトロ「谷町四丁目駅」から大阪城を目指す人々を店舗が受け止め、その後背地に芝生広場が広がっています。
完成イメージ図(北部ブロック)


芝生広場や駐車場、駐輪場、そしててレストランやカフェ、スイーツ店などが入居する4棟の平屋の建物などで構成されます。


「なノにわ」という名称が決まっている商業施設のイメージです。


計画地内の東には芝生広場も整備され、そこそこに人々が寛ぐ姿が描かれています。

後期難波宮の内裏正殿基壇のあった箇所に、それを模した施設も整備されるようです。
現地の様子(2025年3月)


商業施設(なノにわ)の様子です。平屋のかなり簡素な作りに見えます。



店舗はオーエスエーコーヒーパークス、サニーサイド、コメナナイチゼロガーデン、レインドロップ、ザ ポート オンザグリーン、ビアー&プレイステーション ちるちる、クラフトバーガー、ミカサデコザパーク、浪華焼肉さぶろう、パルフェ・ド・メリリー、サルクグリーンカフェ、大起水産回転寿司、ダイバンコーヒーの13店舗。



モザイク敷のインターロッキングが敷設されました。単調なアスファルトなどと比べると空間の広がりがより感じられます。




敷地の南側では復元された後期内裏正殿基壇部・回廊が姿を表しています。ごめんなさい。ちょっと離れているせいかちゃっちいなーと思ってしまいました。


史跡エリアあたりの芝生広場の様子です。まだまだ未整備の状態です。



5月1日に開業予定パティーナ大阪との接続部の様子です。同事業者ということもありパティーナ大阪としては広大な我が庭を得た感覚でしょうか。


商業施設近くの公園エリア付近です。こちらも芝生の敷設はまだこれからといったところです。
商業施設を含めた内容の評価についてはオープン後、各方面からあるかと思いますので、それはお任せするとして、個人的な願望がひとつ。計画地から大阪城公園に移動するとなると北西角の馬場町交差点、もしくはパティーナ大阪前の横断歩道しかありません。その間約400mもあり、結果迂回を余儀なくされ、心理的な負担も相当高いと思われます。中間点付近にお互い行き来できるデッキもしくは横断歩道でもあれば、回遊性が高まると思うのですがどうでしょう?
夏はクソ暑そうですね。。噴水的な設備があったら良さそうな感じです。