既存建物解体工事に着手！もと大阪銀行協会ビル 23年9月の様子

2023年3月、大阪銀行協会は大阪市中央区谷町3丁目にある大阪銀行協会ビルから中之島のダイビルに移転しました。そして2023年7月、こちらの敷地約2,500㎡を近鉄不動産が取得したことが公になりました。現地では建物の解体工事が始まっています。

所在地

大阪銀行協会ビルの位置する谷町3丁目付近は、大阪府庁などの建つ官庁街の色合いの濃い東側と、高層マンションも含め多くの集合住宅の建ち並ぶ西側の結節点となります。

大阪メトロ中央線及び谷町線の「谷町四丁目駅」から6番出口を上がると目の前にビルが位置しています。

現地の様子（2023年9月）

約2ヶ月ぶりの現地となります。足場が組まれたのその姿は、交差点の角という視認性の高さも相まって人々の注目を集めそうです。

計画地の東には谷町筋。そして南側には中央大通。中央大通の上には阪神高速13号東大阪線の高架が走っています。

鴻池組の解体工事は労災保険関係成立票によると2024年秋頃までの工期のようです。

隣のビルと隣接する西面以外は仮囲いされています。もと大阪銀行協会ビルの建つ敷地は約3,200㎡ほどありますが、今回近鉄不動産が取得したのは約2,500㎡となっています。

既存建物解体した後の開発について、所有者が複数存在することになるのでしょうか？

計画地の南には大阪メトロ中央線及び谷町筋線「谷町四丁目駅」の出入口があり、究極の駅近案件です。立地的には単独のタワーマンション、もしくは大阪城へのアクセスも容易であることからホテルとの複合ビルではないかと想像していますが、敷地面積の件も含めて、近鉄不動産からの正式なアナウンスを待ちたいと思います。