床面積22万㎡超!多くの再開発の進む梅田でも別格の超高層複合ビルプロジェクト!梅田3丁目計画 22年7月の様子
梅田三丁目計画は大阪市北区梅田にて2024年3の完成を目指し建設中のオフィス・商業施設・劇場から構成される延べ面積22万㎡を超える超弩級の複合ビルです。
計画概要
★所在地/大阪市北区梅田3丁目144番2、529番1、529番3、535番2
★敷地面積/12,893.31㎡
★延べ面積/229,000.00㎡
★階数・高さ/地上40階・188.00m
★工事完了予定/2024年3月31日
★業務施設/約101,500㎡
★商業施設/約44,000㎡
★劇場/約6,000㎡
★滞在施設/約42,000㎡
※容積率の算定の基礎となる面積
計画地
計画地はJR「大阪駅」の南西、まさに梅田のど真ん中に位置しています。2023年には新しい改札口も整備されますので、本計画へのアクセスは大変利便性に優れたものとなります。
完成イメージ図
南東からのイメージ図です。ホテルの入居する高層階。オフィスの入居する中層階。そして商業施設や劇場などが入居する低層階の3層から構成されます。
4層吹き抜けのアトリウム内には、以前計画地に建っていた旧大阪中央郵便局の外壁の一部が保存されます。
MBSメディアホールディングスが運営する劇場は2層式で1200〜1300席を設けます。自由度の高い舞台機構と最新設備を備え、演劇・ミュージカル・音楽・演芸など国内外の一流エンターテイメントの招致のほか、関西文化の育成や発信にも力を入れます。
低層階に入る商業施設の外観とオープンスペースを計画地の東、南東あたりから見たイメージ図です。商業施設らしい大きなガラスと上質な歩道空間が描かれています。また2階レベルから大丸などが入居するサウスゲートビルディングへ伸びるデッキの様子が描かれています。
現地の様子(2022年7月)
現在見えている低層部、地下1階から地上7階までは商業施設が入居します。建物の西側の一画、地上5階から9階までは劇場が入居する予定となっています。
大阪駅の北側からの眺めですが、もうその存在感たるや並のルーキーではありません。本計画の手前で建設されているのはJR西日本による新しい駅ビルとなると(仮称)西北ビルです。
特に驚くのはその基壇部の重厚感。多くが商業施設となりますが梅田にまたこれだけの商業床が誕生することにより、ますます大阪市内の梅田一極集中が進むこととなります。大丈夫か?
南西から望む基壇部の様子です。このあたりに劇場が入居することになります。HEPナビオのようにも見えますね。
大阪駅の南側からの様子です。こちらからの眺めですと意外と周りのビルと近接するわけでもないようにも見えます。
大阪駅の南に建つ駅ビルであるサウスゲートタワービル付近からの眺めです。現在タクシー乗り場等として機能している上空にペデストリアンデッキが架けられ、本計画とサウスゲートタワービルが繋がることとなります。
工期は2023年10月31日となっています。
ペデストリアンデッキの設置により、大阪駅南エリアの回遊性が向上することとなります。梅田は地下街が発達していますが、視認性が悪いので慣れていない方には大変ストレスを感じさせると思います。
やはり分かりやすい地上を歩きたいという方には重宝されますし、ビル街を歩くことに喜びを感じる私としても、このデッキから360度の眺めがどうなるのか楽しみにしています。
成長の軌跡(2022年2月→7月)
大阪ステーションシティの立体駐車場からの眺めです。それにしてもゴツい!
ノースゲートビルディング14階にある天空の農園からの本計画の様子です。西梅田の高層ビルはすっかり隠れてしまいました。俺を見ろ!と自らを誇示しているようです。
あんなに高く大きく見えた西梅田のビル達も、このビルの前では低く細く見えますね。名称については順当にJPタワー大阪とかでしょうかね。商業施設名も順当にKITTE大阪でしょうか。
コメントありがとうございます。
JPタワーにしろKITTEにしろ、できれば梅田を冠してほしいです。