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忘れられている梅田のエリア!芝田2丁目立体駐車場 21年9月の様子

北からの眺めです。

2019年に阪急阪神ホールディングス傘下の2社が大阪市北区芝田にある立体駐車場の土地を取得しました。

南からの眺めです。

約1,600㎡の敷地内に建つ5階建ての立体駐車場は東は国道176号線に面するため利便性に富んでいます。

南からの眺めです。

この立体駐車場の南側に隣接しているのが、阪急阪神百貨店香養会館です。

南東からの眺めです。

この隣接した敷地、合計約2,200㎡を阪急阪神グループが手にしたことにより、両施設を一体的に開発するのではないかと噂されていました。

実際立体駐車場の敷地内では地質調査(ボーリング調査)が行われていたのではないかと思われます。

そもそも芝田とはJR大阪駅の北側、阪急梅田駅の西側に位置し、両駅からも徒歩5分ほどの大変旨みがあるのではと思われるエリアです。

うめきたI期とも隣接している好立地にもかかわらず、頑なに開発の波を押しとどめるかのように、雑居ビルが軒を連ねる風景は何年もあまり変化がありません。

東からの眺めです。

そのような芝田エリアに湧いてきた再開発の種火ともいえる本件だったのですが、2021年4月に阪急阪神百貨店が芝田の所有地約1,590㎡を売却したと報道されました。

確約はできませんが、おそらく立体駐車場の敷地であると推測され、これにより一体開発はあっけなく消え去ることとなりました。

南東からの眺めです。

阪急阪神については残念ではありましたが、売却先(非開示)によっては再開発の可能性もあるのではないでしょうか。

願わくば周辺も巻き込み、地域でのまちづくり機運を盛り上げ、ある程度の合意を形成し、デベロッパーやコンサルを入れた形にして、芝田エリア全体の市街地再開発事業となれば、それこそ「うめきたⅢ期」的な位置付けとして発展できるのではないかと夢想してしまいます。

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