阪急阪神不動産により建物の解体工事が着手!梅田の北東!23年7月に閉館したグラン・アーモ跡 24年10月の様子
大阪市北区平 鶴野町四丁目にあった結婚式場グラン・アーモは2023年7月末日に営業を終え閉館しました。1年ほど変化がなかったのですが、2024年9月より建物の解体工事が始まっています。
所在地
場所は梅田圏の北東に位置しています。梅田圏とはいえ阪急「大阪梅田駅」ならまだ歩くことにストレスは感じませんが、JRや阪神からとなると正直めんどくさーっと感じてしまいます。だからといってバスやタクシーを利用しないと行けないという距離ではないので、結局選択肢は約15分の徒歩ということにるのではないでしょうか。
現地の様子(2024年10月)
現地では西面と南面に解体工事用の足場が組まれていました。
労災保険関係成立票による工期は2025年6月20日までとなっています。また注目すべきは阪急阪神不動産が注文者となっている点ですね。
1982年1月に大阪玉姫殿・梅田玉姫殿として営業を開始し、約40年にわたり、この地で営業されていました。おっさん世代からするとグラン・アーモと言うより玉姫殿!と言われた方が通りは良いですね。
西面からは重機が入ってバリバリ解体しています。また敷地内の一部ではボーリング調査も実施されていました。
敷地面積はおおよそ1,700㎡ほどでしょうか。敷地の南と東にはマンションが、北には金融機関の支店が隣接しているので西面のみ道路に面しています。この金融機関が一体化されれば視認性も高まるのに!なんて言うと、勝手に閉店させるなー!とお叱りを受けますね。すいません。
敷地の正面歩道(西側)はそこそこ幅員も確保され、立派な街路樹も整備されているのですが、建物と新御堂筋の高架に挟まれているため、いつも日陰になっている印象です。
本計画のあるエリアは新御堂筋の高架により商業やオフィスの賑わいが遮断されています。南に2005年竣工という大阪市内ではかなり古参のタワーマンションがありますが、それ以外は中層の古いマンションが多く、都会の淀みという雰囲気が漂っています。
大阪市のサイトによると、この付近の容積率は600%となっており、単純に1万㎡以上の床が確保できるますが、はたしてどのような用途として活用されるのでしょうか?オフィスやホテルが優位性を発揮できる立地とは思えませんので、結局は阪急阪神不動産によるマンションになるしかないのかなと予想しています。
あまり大きな期待をよせられる案件では無さそうですね。
100mくらいになったらラッキーくらいですかね。