3棟まとめて共同開発!梅田OSビル&大阪日興ビル&梅田セントラルビル 23年6月の様子
大阪市北区曾根崎2丁目にある梅田OSビルと隣接している大阪日興ビルは、かねてより一体化して再開発するとされてきました。そして2023年5月26日、阪急電鉄や阪神電気鉄道などが隣接する梅田セントラルビルを含めた3棟を共同建替すると発表しました!
計画地
両ビルはJR「大阪駅」から南東に位置し、徒歩ですと地上、地下どちらからでもアクセスは可能です。また最寄駅として大阪メトロ谷町線の「東梅田駅」の真上に位置しています。
各土地・建替の概要
梅田OSビルと大阪日興ビルに加え、梅田セントラルビルも含めて一体化されることにより、敷地面積が3,000㎡を超えてきました。3棟とも竣工から約50年も経過していますので、よいタイミングだったと思います。
梅田OSビルの様子(2023年6月)
2021年12月末をもって梅田OSホテルは営業を終了しました。その後、他のテナントも退去が進み、現在は閉鎖されています。
大阪日興ビルの様子(2022年9月)
梅田OSビルとは異なり、こちらはまだテナントが入居した状態です。ただ駐車場の利用は2023年2月末で終了していました。
梅田セントラルビルの様子(2023年6月)
御堂筋に面する西面だけですと、まだ新しそうに見えますが、裏に回ってお初天神通り商店街から伺うと、やはりそれなりに年季の入ったビルであることがわかります。上記の2棟は以前より一体化されることは周知の事実でありましたが、今回新たに梅田セントラルビルが加わることにより、計画されるビルもより高度化されるものと思われます。
3棟まとめた様子(2023年6月)
計画地の周辺には大阪駅周辺(梅田)の高層ビルが林立しています。本計画近隣でもここ数年で梅田ガーデンやアパホテル&リゾート〈大阪梅田駅タワー〉などが竣工し、高層化は止まるところを知りません。本計画も当然高層化されるでしょうから、梅田の谷間を埋めていく高層ビルとなるよう大いに期待しています。
いつ解体に着手されてもおかしくない梅田OSビル、徐々にテナント退去が進む大阪日興ビル、そしてまだまだ現役として頑張っている梅田セントラルビル。三者三様の状態でありますし、いつのタイミングでどのような具体的な開発内容かも不透明ではありますが、今は期待感だけ持って、ニヤニヤ夢想したいと思います。
清和梅田ビルと同じぐらいの高さになるかなぁと思ってたら、これで150m級も可能になりましたね。出来れば裏側の雑居ビルもまとめてほしい所ですが。
今の梅田なら150mでも埋没してしまいそうですね。それでも駅前第3ビルとほぼ並ぶ高さですから、ますます密度が濃くなるので楽しみです。