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国の登録有形文化財!大阪ガスビルのリノベーションの方向性決定! 22年6月の様子

2022年4月、大阪ガスは大阪ガスビルディング(以下ガスビル)西側のグループ会社所有地での複合ビル開発進めることを発表しました。あわせて大阪ガス都市開発が所有し、国の登録有形文化財でもあるガスビルについてもリノベーションを検討するとしていましたが、このほどガスビル保存検討委員会において、基本的な方向性がまとまったようです。




計画地

計画地は大阪メトロ御堂筋線「淀屋橋駅」と「本町駅」のほぼ中間となる大阪市中央区平野町4丁目となります。このほど発表されたのは御堂筋沿い西側にあるガスビルをリノベーションについてのみとなります。

保存活用の方向性

現在の床面積の約85%の躯体を保存し、エントランスホール等の建築当時の趣を残す内部空間を残すとしています。

また御堂筋のにぎわいの創出、賃貸オフィスビルとしての使い勝手向上のため、南館と北館の接続部分を一部減築し、1階から8階までの吹抜けアトリウム空間を整備するようですので、開放感あふれた空間へと生まれ変わります。

最大の特徴である南北一体となった外観について、東側壁面、南側壁面、北側壁面は保存し、北西及び南西のコーナー部分等についてはあわせて保存しますが、西側壁面の一部は改修されることが確定しました。

1階についてもコロネード(歩行者空間)の骨格(列柱と黒御影石の壁面部分)は保存されます。

屋上の鉄塔(無線塔)塔屋等については、西用地に新たに建設される新ビルに機能移設されるため撤去されます。




現地の様子(2022年6月)

北東からの眺め
南東からの眺め
東からの眺め
東からの眺め

御堂筋から見える外壁についてはほぼ保存されることとなります。ガスビルは1933年竣工の南館と1966年竣工の北館からなり、現存する重要なモダニズム建築物として、2003年に国の登録有形文化財に登録されました。

東からの眺め
北からの眺め
北西からの眺め

ビルの周囲に施されているコロネード(歩行者空間)に見える目立つ黒い柱と黒い壁面が保存される列柱と黒御影石の壁面です。

北西からの眺め
南西からの眺め(この写真のみ4月撮影)

一方改修が計画されている西面と撤去が確定した鉄塔とその塔屋です。

西用地
西用地
西用地

4月に大阪ガスにより本計画が発表された際には、今後2023年春頃をめどに新ビルやガスビルのリノベーション内容を決め、2030年頃に全体の工事を終える予定とされていましたが、思いの外リノベーションのざっくりした内容が発表されました。

今後はオフィスと商業施設からなる複合ビルが計画されている西用地に興味が移ります。ガスビルのリノベーションにより、御堂筋のさらなるにぎわいを創出するとされていますが、新ビルについてもどのような内容で御堂筋のにぎわい創出に寄与していくのか、またガスビルとの親和性などもどのように図られるのか大変注目です。

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