上部に新しいサインも登場!2025年春に生まれ変わる!堂島関電ビルリニューアル工事 23年10月の様子
2023年3月3日、関電不動産開発は大阪市北区西天満の積水化学工業の本社機能が入居する堂島関電ビルを、2025年4月工事完了を目指し大規模リニューアルを実施すると発表しました。
計画地
計画地のすぐ西側には大阪高等裁判所もあり、このあたり一帯が大阪の法曹界の中心となる地域です。最寄駅は京阪「大江橋駅」や京阪及び大阪メトロの「淀屋橋駅」となります。
旧ビル概要
◯旧ビル物件概要
★所在地/大阪市北区西天満2-4-4
★竣工年/1972年6月
★敷地面積/3,702.01㎡
★延床面積/25,769.87㎡
★構造規模/SRC造 地上12階 地下2階
★建物保有者/関電不動産開発株式会社
★設計施工/株式会社大林組
リニューアル工事は2025年春頃までを予定しています。
南から見たイメージ外装デザインについては「積水」の由来である「水」をモチーフにすることで水都大阪の新たなランドマークとしていきたいと発表されています。
以前の様子(2023年3月)
以前のビルはただただ白い箱に過ぎませんでした。個性がないのか個性ということにしましょう。
ビルの南面にある「SEKISUI」のサインがアクセントになっていました。
現地の様子(2023年10月)
半年ぶりの現地となりますが、ビルを覆っている防音シートがちょっとめくれて、そこから新しい色鮮やかな「SEKISUI」のサインが見えていました!
手前に見えているのは堂島川。そしてその上には阪神高速1号環状線の高架が走っています。
ビルの周りをぐるりと一周してみましたが、外観の様子はまだ上部の「SEKISUI」の以外は確認できませんでした。
最後は歩行者空間の整備工事中の中央公会堂付近からの眺めです。今はまだ「SEKISUI 」のサインしかお目見えしていませんが、それでも上品かつ優美な佇まいを感じさせられるには十分なものでした。旧ビルは今までこの角度から見ても気に留めることがありませんでしたが、リニューアル後はこの大阪らしい風景にどのように溶け込むのでしょう。
いつもこの環状線の高架が無かったら、川沿いのビルがもっと綺麗に見えるのになと思います。地下化は困難極まりないとは理解していますが。
コメントありがとうございます。
地下化となると一大事業ですね。無くなればスッキリするでしょうが。ただ個人的には都市高速の高架が見える風景もワクワクします。