小さいながらも凛とした佇まい!船場地区のかわいいオフィスビル!日本バルク薬品本社ビル 23年8月の様子
日本バルク薬品は道修町通に面した道修町三丁目にて、2023年9月24日工事完了を予定し、本社ビルを建設中です。
計画地
計画地のある道修町は薬の街として知られ、周辺には大小問わず多くの製薬メーカーや関連企業が軒を連ねています。
計画概要
★所在地/大阪市中央区道修町三丁目15番の6の一部、15番7の一部、15番8の一部
★敷地面積/203.28㎡
★延べ面積/550.68㎡
★階数・高さ/地上6階・25.85m
★工事完了予定/2023年9月24日
現地の様子(2023年8月)
工事完了予定は2023年9月24日となっていますが、もう入居も始まっているのでしょうか?外構も含めてほぼ完了しているように思われます。
小ぶりながらも趣きの感じられる佇まいです。
本計画のある道修町通周辺では「道修町まちづくり協議会」が発足し、まちなみ形成に向けたデザインマニュアルなども作成されています。
その中には建築物のファサードやフォルムは、周辺のまちなみとの調和に配慮し、風格と賑わいのある業務地にふさわしい品のあるデザインとするとあります。
本件はそのマニュアルに則り、品格ある街角を演出するビルとなっていると個人的には思います。
現在道修町通全体でこのような統一感のある街並みを形成することが進められており、船場地区の南北軸である三休み橋筋(整備済)に対し、東西の軸として船場地区の回遊性の向上が期待されます。
しかしながら本件を下から見上げると縦横に電線が張り巡らされています。品のあるまちなみ形成を目指すのであれば、より迅速な無電柱整備が望まれると思うのですが、なかなか難しいのでしょうかね。
船場全体から電線が無くなる日は何時になるでしょうか。現状では100年先ですら厳しそうな気がします。。
コメントありがとうございます。
本当に無電柱化は亀の歩みですね。景観的にも早期の対応をお願いしたいです。