森之宮北地区C地区!森之宮工場(ごみ焼却工場)解体工事! 22年12月の様子
今後大阪公立大学を中心にまちづくりが進む大阪城東部地区内森之宮北地区の森之宮工場(ごみ焼却工場)がこのほど建物解体工事に着手しました。
計画地
計画地は梅田(大阪駅)からですとJR環状線で10分ほどの森ノ宮駅及び大阪城公園駅が最寄駅となりますが、ともに10分ほどの歩くこととなります。大阪城公園駅から直線距離で300mほど東に位置していますが、現在は少々迂回することとなります。
地区の将来像
上記は2020年に策定された「大阪城東部地区のまちづくりの方向性」に示された動線です。将来的にはJR環状線「大阪城公園駅」からデッキにて結ばれ、また計画地北側の第二寝屋川沿いを活用し、アプローチの役割も果たす大阪城公園との一体的な親水空間を整備することを大阪市として考えているようです。
そして2022年に実施されたマーケットサウンディング に寄せられた提案内容が上記となります。C地区ではA地区やB地区の開発と連携した施設もさることながら、将来的にはデッキにより「大阪城公園駅」と繋がり、大阪城公園という大阪を代表する観光地に一番近いという立地的なことも踏まえてホテルの導入が提案されています。
また計画地の南に位置するB地区内には大阪メトロ中央線の支線として新たに「大阪公立大学前駅」も予定されています。
現地の様子(2022年12月)
設備の一部であった煙突や建物内部設備の解体は終え、この度建物本体(地上部)及び職員用公舎の解体撤去に着手しました。
第二寝屋川沿いの様子です。こちらにアプローチ機能も持たせた親水空間が整備されます。
以前の大阪市の発表によると本地区(C地区)については2024年度内に解体撤去を終えるとありました。おそらく建物解体の後、地下埋設物の撤去という流れになるかと思われますので、実際この地になんらかの施設が開業するのは2020年代後半になるでしょうか。間違っていたらごめんなさい。
おまけ(マーケットサウンディング について)
ちなみにマーケットサウンディングが実施された際の各地区の民間からの提案内容は以上の通りてます。今後は将来の事業主公募の際の枠組みや条件整理がなされると思われます。今回示された内容がそのまま全て踏襲されるとは思いませんが、将来像に繋がるものが朧げながら見えてきたように思います。
今後どのタイミングで事業者選定していくのか、明確には不明ですが、手法としては条件整理の後コンペ方式です事業者を募ることになるのではないでしょうか。
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