近鉄グループの上本町ターミナル事業を加速させるか!?中国料理「百楽」上本町店ビル解体 23年12月の様子
大阪市天王寺区上本町六丁目にあった2021年まで中国料理「百楽」が入居していたビルが、隣接する複数のビルとともに解体工事に着手されました。今後は敷地の所有者である近鉄グループにより、一体的な再開発に発展するものと思われます。
計画地
計画地の南には大阪市を東西に貫く千日前通が走っています。その千日前通を超えた先には近鉄「大阪上本町駅」が、そしてその駅ビルとなる存在であるシェラトン都ホテル大阪や近鉄百貨店上本町店が位置しています。
計画地の前から振り返った様子です。向かって左にシェラトン都ホテル大阪。そして右に近鉄百貨店上本町店が堂々とした佇まいを見せています。
現地の様子(2023年12月)
現地ではもうすでに道路に面する北面、南面が囲われています。
敷地内には百楽のビルだけでなく小さな雑居ビルが2棟含まれています。すべての建物を解体し、その敷地の合計約1,500㎡を一体化した上で再開発される模様です。
注文者は近鉄不動産。2024年の5月頃までには解体を終えるようです。
千日前通に面する南側の一部は、現在建設中のメトライズタワー大阪上本町と隣接しています。
最後は上本町6丁目の交差点からの様子です。上本町に新しく誕生したメトライズタワー大阪上本町が存在感を発揮しています。ちなみにこのメトライズタワー大阪上本町は敷地面積約1,480㎡、延べ面積約16,900㎡。そして地上29階・99.98mの高さを誇る総戸数135戸のタワーマンションです。
ほぼ同規模の敷地面積に、同立地となる本件ですが近鉄不動産としてはどのような用途として開発を進めていくのでしょう。今後控える(控えてるよね?もうやーめたとかないよね?)上本町駅ターミナル事業に弾みをつけるものとして、近鉄グループには期待しています。
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