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2025年春に開業!地下に眠る大坂城 豊臣石垣公開施設工事! 24年2月の様子

南からの眺め

大阪市では豊臣秀吉が築いた初代大坂城の石垣を掘り起こし、激動の時代を物語る豊臣石垣の公開事業に取り組んでいます。その中で現在の大阪城天守閣の南東の詰ノ丸石垣を露出公開展示する施設を建設中です。




計画地

計画地は大阪城天守閣の南東に位置しています。大手門や青屋門から徒歩で約15分ほどでしょうか。重要文化財「金蔵」の隣接地となります。

計画概要

出典:大坂城豊臣石垣公開プロジェクト公式サイト

豊臣政権時代の大坂城は徳川にボコボコにされ、地中に埋まった状態となっています。

出典:大坂城豊臣石垣公開プロジェクト公式サイト

本計画はそのボコられた際に地中深く埋められ石垣を常設展示しようというものです。

出典:大坂城豊臣石垣公開プロジェクト公式サイト

公開施設内部は地下階に本物の石垣を見ることのできる石垣展示ホールを整備し、豊臣石垣を解説する地上階のガイダンスルームの二層からなります。

南からのイメージ

敷地の東側に地上階のガイダンスルームが設けられ、西側が地下階の石垣展示ホールとなります。




現地の様子(2024年2月)

南東からの眺め
南西からの眺め

約3ヶ月ぶりの現地となります。このプロジェクトは当初2022年春の開館予定でしたが、将来にわたりより良い状態で石垣を保存するための対策や現場の安全対策の追加が必要となったため、工期が1年延長され2023年春の開館予定となりました。ところがまたまたしれっと工期が延長され、2025年春の開館予定となりました。

北東からの眺め
東からの眺め

ガイダンスルームの様子です。前回訪問時にはコンクリート下地が確認されましたが、今回は地上に仮枠や鉄筋が見られ、工程延期を繰り返した経緯を思うとやっとここまで来たかと安堵しました。

南東からの眺め
南からの眺め
南西からの眺め

地下階となる展示ホールについては確認できませんが、ホールに続く階段なども設置されているようです。

告知看板

令和7年(2025年)春オープン!という告知看板が掲示されていました。さすがにもう延期はないでしょうね。

大阪城天守閣

訪れた際にも大阪城天守付近は観光客がわさわさでした。2月中旬、大阪城天守閣への入城料が2025年春から現行の600円から倍の1,200円へと値上げすると発表がありました。これは本プロジェクトの石垣展示施設と合わせて1枚のチケットでどちらも利用観覧できるということのようです。

西からの眺め

その天守閣のすぐ足元にあるにもかかわらず、現在は天守閣に向かう動線と分岐することから計画地前には人通りがほぼないのですが・・・

西からの眺め
南西からの眺め

その先には東に眺望の開けた空間が広がっています!季節的には色づき始めた梅林を眼下に納め、遠くには生駒の峰も見えています。また濠とOBPのビル群との組み合わせもなかなか見応えがあります。

大阪の歴史を伝える本プロジェクトももちろんではありますが、大阪城を訪れる多くの方にこの景色を目にしてもらいたいですね。




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4件のフィードバック

  1. 府民 より:

    万博と同時オープンですね。どちらも延期はないでしょうね。

    変換ミスでしょうか?
    またまたしれっ(と?)工期が延長され
    梅林を眼科(眼下)に納め

    • osakanearfuture より:

      コメントありがとうございます。
      さすがにもう延期はないでしょうね。
      変換ミスご指摘ありがとうございます。修正します。

  2. さんたん より:

    計画地のすぐ東側、幕末まで馬印櫓・月見櫓・糒櫓と三重櫓が3棟、多聞櫓で連結されてほぼ一直線に連なって建ってました。画像検索されたら当時の古写真が出て来ると思います。これを復元してほしいなと強く願ってます。

    • osakanearfuture より:

      コメントありがとうございます。
      これだけ多くの人々が国の内外かな来てくれているので、整備できることは今のうちにやっときたいですね。

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