開業間近!高さ147mのオフィスとホテルの複合ビル再開発!目の前の堂島公園も整備! 大阪堂島浜タワー 24年3月の様子
大阪堂島浜タワーは三菱地所、三菱商事都市開発、積水ハウス、三菱UFJリースな4社により大阪市北区堂島浜一丁目にて2024年4月竣工を予定している大阪三菱ビルの建替計画です。
計画概要
★所在地/大阪市北区堂島浜1丁目15番地1
★敷地面積/3,571.88㎡
★延床面積/67,000.00㎡
★主要用途/ホテル、オフィス
★階数・高さ/地上32階・147.00m
★工事着手予定/2021年10月15日
★工事完了予定/2024年4月14日
16階の観光展望施設を挟んで上層に客室数548室のホテル。そして下層にオフィスという構成になっています。
ホテルとオフィスという機能に加え、本件建物南側に位置する「堂島公園」を一体整備します。堂島川のほとりには船着場を整備することで、本件と公園、そして船着場と連続する賑わいを実現します。
入居ホテル
★ホテル名/カンデオホテルズ大阪ザ・タワー
★客室数/548室
★ホテルフロア/17階〜31階
★開業/2024年7月17日
全客室から大阪市街の眺望を堪能できますが、最上階の31階には「天空のスカイスパ」として展望露天風呂が設置されます。湯船に浸かりながら望む大阪の夜景は、完成イメージだけでも十分に迫力があることがわかります。
計画地
計画地は梅田エリアの中心であるJR「大阪駅」から徒歩15分ほど。歩けるといえば歩ける距離ですが、歩きたくない距離ではあります。ただ京阪「淀屋橋駅」が徒歩5分ほど南に下れば位置しているので、京都方面に向かう方はこちらのルートも便利です。
現在大江橋を含む淀屋橋エリアでは本計画以外でも昨年開業済みの日本生命新淀屋橋ビル(地上25階・高さ123m)に加え、淀屋橋駅東地区都市再生事業(地上28階・高さ約150m)、淀屋橋駅西地区市街地再開発事業(地上28階・高さ約135m)の再開発事業が進行中です。完成後には本計画に西に位置する新ダイビルも含めて一気に高層ビルが建ち並ぶエリアへと変貌を遂げることになります。
完成イメージ図
最上階の31階に展望露天風呂として設けられる「天空のスカイスパ」はイメージ図を見ると南面に開けた眺望が約束されるようです。先ほどの淀屋橋駅に建設中のトリプルタワーの姿を一望のもとに収めることとなります。
16階は「(仮称)御堂筋プレゼンテーションギャラリー」として大阪の街を一望できます。展望機能を備えた空間が整備されます。本件は東西南北どちらを見ても高層ビルが見える立地ですので、この展望機能からも迫力あるビル景が拝めることでしょう。
現地の様子(2024年3月)
数ヶ月前にタワークレーンも姿を消しましたので、昼間の姿はすっかり大阪の街に馴染み、もうすでに開業しているかのようです。
外構工事の様子(2024年3月)
ビルの南側にはオフィスやホテルへのエントランス空間が整備され、車寄せなども設けられます。
東側には面する御堂筋と一体的に繋がる店舗・ピロティが整備されます。写真では見づらいのですが、ファミリーマートが入居するようですね。
南面の低層にはカンデオホテルの星が輝いています。またガラスがはめられた開放感のあるエントランス空間は2層吹抜けとなるのでしょうか。
DOJIMA DOCK PARK(親水緑地空間)の様子(2024年3月)
堂島浜タワーの南を流れる堂島川にはDOJIMA DOCKという船着場が計画されていますが、そちらへのアプローチとなる堂島公園はDOJIMA DOCK PARKとして整備されます。
労災保険関係成立票による工期は4月中旬までとなっており、すでに桟橋へと続く誘導路の原型はお目見えしています。
DOJIMA DOCKの様子です。船の乗り降りに特化していますので、それほど広くありません。DOJIMA DOCKにしてもDOJIMA DOCK PARKにしても、現在の様子からは大阪堂島浜タワーの足元に生まれる船着場としての機能以上のものを、もたらしてくれるイメージは湧いてきません。
阪神高速環状線の高架下水面ということで、個人的には以前に紹介した同じ堂島川右岸にある西天満若松浜公園のような雰囲気になってほしかったのですね。
色々名前について想像していましたが、いたって普通のお名前になりましたね。そして三菱は付されませんでしたね。
コメントありがとうございます。
ただわざわざ「大阪」は入れて欲しくなかったですね。逆に三菱はなぜ入れなかったのだろうと疑問に思います。