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大阪の二大観光地大阪城とUSJが23年春に航路で繋がる!大阪城公園公共船着場整備 23年1月の様子

大阪府は2023年春の開業を目指し、第二寝屋川に大阪城公園と一体化した公共船着場の整備を進めています。そしてホテルニューオータニ大阪がこの新しい公共船着場からUSJへの遊覧船の運行を予定しています。




計画地

出典:大阪府

計画地はOBPと大阪城公園の間を流れる第二寝屋川の左岸に築かれます。JRの大阪環状線、大阪城公園駅から徒歩3分とかからないでしょう。

計画概要

出典:大阪府

浮き桟橋とともに現在は雑然とした樹木が生い茂る区画も、大阪城公園駅からのアプローチ道として整備されます。

出典:大阪府

今回の整備計画の方向性としては歴史性のある堤を背景に、水辺のサクラや豊かな森を形成する緑を活かした船着場と、水辺へ容易にアクセスできる開放的かつ視認性の高い広場空間を創り出し、「大阪城港・杜の船着場」として、既存施設天満橋民間船着場そして花・みどりと一体となる空間づくりを目指します。

USJと大阪城公園の航路

船着場が整備され遊覧船が運行されることにより、USJと大阪城公園という大阪の二大観光地が航路でつながることとなります。まだルートは発表されてませんが大川→堂島川もしくは土佐堀川→安治川ですと距離は約10km、時間にすると4〜50分の船旅でしょうか。

両観光地はJR環状線を使えば20分ほどの距離にありますし、当然料金としてもそちらを利用した方が安いのですが、船によるアクセスは切れ目のない非日常を演出し、旅に彩りを添えてくれることでしょう。

出典:大阪府

本計画はすでに大阪府とも合意しており、今後は運行事業者の選定をするとともに、詳細運航計画やルートを決めることとなります。また大阪市内にはすでにいくつかの公共船着場は整備されており、近隣のホテルも事業に参画する可能性もあります。




現地の様子(2023年1月)

北東からの眺め
西からの眺め

すでにスロープ状の浮桟橋が第二寝屋川に完成しています。それほど大掛かりなものではありませんが、一回に数十人の乗船を捌くには十分な規模を備えています。

東からの眺め

対岸に見えている白い建物がUSJへの遊覧船運行を計画しているホテルニューオータニ大阪です。ホテルから船着場までは徒歩3分ほどでしょうか。

立看板

船着場と公園の整備として工期は2023年2月28日までとされています。

掲示物
南からの眺め

券売所となる建物は大和ハウス工業により建設がなされているようですが、掲示されている労災保険関係成立票などは工事車両の通行により立ち入り禁止とされている内側にあるため内容が確認できません!そんなとこに貼るなー!




西からの眺め

券売所となると建物はもうすでに8割ほど完成しているように見えます。ただ前述の完成イメージパースでは2階建に描かれていましたが、どう見ても平屋に見えます。2フロアで構成されるとなると待合スペースや観光案内所も併設するのかと思っていましたが、どうやら券売機能に特化したものとなるのでしょうか。

西からの眺め

すぐ隣に既存の大阪水上バス(アクアライナー)の桟橋(緑)があります。新たな船着場は数十mほど上流に築かれます。既存の大阪水上バス(アクアライナー)の発券などもこちらに統合されるでしょうか?運営者が異なるとはいえ、そんなことは利用者からすると知ったことではないので、是非利便性を考慮して対応してもらいたいところです。

南からの眺め

大阪城公園からの眺めです。見えている緑も今回整備の対象地となっています。鬱蒼と木々が生い茂り、大阪城公園と川岸が分断されていますが、これらの無秩序に生えた樹木も計画的なものとし、敷地内に園路を設け、視認性の高いアクセスに優れた開放的な空間を整備します。

船着場という観光客向けのインフレの整備という側面だけでなく、日々大阪城公園を訪れる近隣の方々にとっても散策する園路の誕生は、多用な回遊ルートを生み出し、より親しまれる公園へと進化する要素となることでしょう。

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