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またまた工期延長!2023年春→2024年度開業!地下に眠る大坂城 豊臣石垣公開施設工事! 23年2月の様子

南東からの眺め

大阪市では豊臣秀吉が築いた初代大坂城の石垣を掘り起こし、激動の時代を物語る豊臣石垣の公開事業に取り組んでいます。その中で現在の大阪城天守閣の南東の詰ノ丸石垣を露出公開展示する施設を建設中です。




計画地

計画地は大阪城天守閣の南東に位置しています。大手門や青屋門から徒歩で約15分ほどでしょうか。重要文化財「金蔵」の隣接地となります。

計画概要

出典:大坂城豊臣石垣公開プロジェクト公式サイト

豊臣政権時代の大坂城は徳川にボコボコにされ、地中に埋まった状態となっています。

出典:大坂城豊臣石垣公開プロジェクト公式サイト

本計画はそのボコられた際に地中深く埋められ石垣を常設展示しようというものです。

出典:大坂城豊臣石垣公開プロジェクト公式サイト

公開施設内部は地下階に本物の石垣を見ることのできる石垣展示ホールを整備し、豊臣石垣を解説する地上階のガイダンスルームの二層からなります。

出典:大坂城豊臣石垣公開プロジェクト公式サイト

当初2022年春の開館予定でしたが、将来にわたりより良い状態で石垣を保存するための対策や現場の安全対策の追加が必要となったため、工期が1年延長され2023年春の開館予定となりました。ところがまたまたいつの間にやら工期が延長され、2024年度の開館予定となっているようです!




現地の様子(2023年2月)

南からの眺め
南からの眺め

計画地は大阪城天守閣の南東に位置しています。天守閣の前では入場する人々の列や、写真を納める人々で賑わっていますが、すぐ横にある計画地はそれらの人々の動線から離れるので近寄る人もほぼいません。

西からの眺め
北西からの眺め

敷地内の西側で地面を掘削して地中に鉄骨が組まれていのが見えます。こちらが実際の豊臣石垣を拝見できる展示ホールとなります。

北東からの眺め
東からの眺め

掘削した穴の手前、敷地の東側にガイダンスルームが整備されます。半年ぶりの現地となりますが、まったくと言ってもいいほど変化ありません。というか1年前からも変化ありません。

南東からの眺め

個人的に大阪城はよく散策しているので、その度にこの計画地も訪れるのですが、こちら作業されている方はほぼ見かけません。警備員のおっちゃんがいつも暇そうに一人、計画地の前を行ったり来たりしているだけです。

現地に掲げられている労災保険関係成立票による期間は2023年3月31日となっていますが、いずれこれらも延長されるものと思われます。

本計画は「太閤なにわの夢募金」として各界の著名人の方々がサポーターとして支援し、またクラウドファンディングなどにより、目標金額の5億円に対し、4億円を達成しました。それだけ幅広い方から支援されているにもかかわらず、2024年度への工期延長については、特にその経緯や今後の詳細工程など示すことなく、2024年度の完成に向けて4億円集まりました!とFacebookでしれっと触れているだけです。支援を受けている側として、もう少しそのあたりついては細かく発表することが、最低限のマナーかなと思ってしまいます。

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2件のフィードバック

  1. さんたん より:

    最近では豊臣大坂城の痕跡を消し去る為に埋めたというより、幕府として使いやすいような大坂城にしようとしたら、結果的に埋まったという見方があるようですね。

    • osakanearfuture より:

      コメントありがとうございます。
      そうなんですね。
      歴史は日々新たな見方が出てくるので楽しいですね。真実を知る当時の人々が聞いたら、そんなアホなー!とか言うこともあるんでしょう。

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