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イルカ施設の詳細は不明ながらも、ホテル棟の鉄骨も成長!ホテルとエンターテイメントの複合施設!堺旧港の再開発!大浜北町市有地活用事業 23年11月の様子

南西からの眺め

大浜北町市有地活用事業は堺市堺区大浜北町にてアゴーラホスピタリティグループを開発者として、ホテルを中心とした複合施設を建設する再開発計画です。




計画地

出典:堺市

計画地は南海の堺駅から徒歩5分ほどと大変鉄道アクセスには恵まれた立地です。堺駅は難波駅から約10分。また南北道路である国道26号線に面しており、堺旧港や大浜公園などの憩いの空間も近接しています。

出典:堺市

敷地は広い用地Aと狭い用地Bから構成され、それらの西側(海側)に公共施設として堺市が歩行者通路を整備します。そしてその歩行者通路は計画地の西側(海側)にある旧堺港と連絡橋と繋がることになります。

計画概要

出典:堺市

2017年に実施された公募型プロポーザルにより優先交渉権者となったアゴーラホスピタリティグループが提案した計画が、堺市によると2022年11月に上記内容に変更されました。この中で一番おやっ?と思ったのは、やはり用地Bに導入されるイルカ関連施設でしょうか!

出典:堺市

堺旧港親水プロムナードからのA敷地の様子です。外観については特徴的なものはなく、特に個性を感じるものではありません。

出典:堺市

俯瞰したイメージです。堺旧港とは2本のデッキで繋げ、回遊性を高めます。右に見えている多角形の白い屋根がイルカ関連施設となります。中央の平面駐車場ではイベント開催も視野に入れているようです。




用地Aの様子(2023年11月)

労災保険関係成立票等

労災保険関係成立票による工期は2024年12月31日となっています。周囲をぐるりと確認しましたが、上記以外工期や計画概要などを掲載したものはありませんでした。

南からの眺め
南からの眺め

計画地の東を走る国道26号線からの様子です。用地Aの南半分は敷地が広がっており、こちらは平面の駐車場が整備される予定です。

東からの眺め
東からの眺め

そして用地Aの北半分にはついに待ちに待った鉄骨が姿を現しました!まだ高さとしては双葉程度ではありますが、何度も何度も何度も何度も何度も何度も凍結や延期されていた計画だけに、喜びもひとしおです。




用地Bの様子(2023年11月)

労災保険関係成立票等

労災保険関係成立票による工期は2024年2月29日となっています。来年は閏年となります。覚えておきましょう。何かの役に立つかもしれません。

東からの眺め

この用地Bではエンターテイメント施設としてイルカ関連施設が導入されます。イルカ関連てなんやねん?という思いもありますが、水族館などではなくイルカとのふれあいやショーに特化した施設なのでしょうか?

南西からの眺め

前回訪問時にはまたイメージできなかったイルカ施設も随分と立派になりました。十二角形の屋根の建物はいかにも見せ物小屋といった風情です。

西からの眺め

前回にイメージ図から推測して建物の直結が約25mとして、周囲を観客席に囲まれたイルカの水槽の直結は約15〜17mほどとそれほど広くないと推測しました。実際に屋根も付いて内部の大きさ広さが想像しやすくなりましたが、やはり狭いですね。




歩行者通路の様子(2023年11月)

東からの眺め
東からの眺め

計画地の東を走る国道26号線の歩道との接続部の様子です。ペデストリアンデッキそのものはほぼ完成しているように見えますが、通行はまだできません。

北からの眺め
南からの眺め
南西からの眺め

前回にはまだ架けられていなかった用地Aとの連絡橋の様子です。用地Bとの連絡橋は高低差があるにもかかわらず階段のみの整備でしたがこちらはスループも備え付けられています。




堺旧港の様子(2023年11月)

西からの眺め
北からの眺め
北西からの眺め

計画地と繋がる堺旧港親水プロムナードの様子です。正直あまりパッとしません。地元の方々には飾り気のないこの雰囲気は日々の散歩コースなどにはいいのかもしれませんが、ここに行こう!とわざわざ来る人は少ないでしょう。

東からの眺め

今回のイルカ施設についての詳細は不明ですが、本件はおそらく堺市内で一番大きな再開発計画であり、大阪府南部では貴重なエンターテイメント施設併設の計画です。堺旧港はこのままの雰囲気がいい!という意見も当然あるかと思いますが、連絡橋により回遊性はありますので、本件が完成するとアンバランス感は否めないかもしれません。

出典:堺市

上記のイメージは堺市の目指すべき将来像を示した「堺グランドデザイン2040」などで描かれている堺旧港の将来イメージです。現在は寂れた感漂う堺旧港が華やかさで彩られていますが、果たしてこのイメージのような未来は本当に訪れるのでしょうか。

あと本件とは無関係ですが上記のイメージに、おそらく「堺駅」前と思われる立地に高層ビルがしれっと描かれているのが気になります。もしかして水面下でこのような計画があるのかな?

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4件のフィードバック

  1. さんたん より:

    完成後の集客という面でも、もっと積極的に事業者側が情報発信するべきと思いますが、情報が無いですね。

    • osakanearfuture より:

      コメントありがとうございます。
      本当に情報が出てきませんね。正直いまだに不安しかないです。

  2. カズ より:

    旧堺港の開発には期待するとこ大ですが、イルカ施設とは何なのか、なぜここに出来るのか、本当に集客が見込めるのか全く理解できません。さらに同エリアに残っている廃屋や古いコンクリートの建物二棟はそのまま残るのか、どう見ても景観を著しく阻害しています。

    • osakanearfuture より:

      コメントありがとうございます。
      とにかく情報が上がってこないので、未だに本当にできるの?と不安ですね。もっと積極的にアピールするものだとは思いますし。
      あと南東にある古い建物は謎ですねー。たいがい車が止まっているので、人はおられるのでしょうが、あのまま残るのは少々残念です。

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