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万博アリーナ事業者確定!万博記念公園駅前周辺地区活性化事業

大阪府は「万博記念公園駅前周辺地区活性化事業」について公募型プロポーザル方式により提案募集を行い、三菱商事都市開発株式会社、Anschutz Enter tainment Group,Inc.、関電不動産株式会社による共同企業体を選定いたしました。

アリーナを中心に添え、周囲に住宅、ホテル、商業、オフィスを各配置し、それらを第I期から第Ⅳ期にかけて順次開業していくこととなります。

開発の中核となるアリーナは2027年秋開業となる第Ⅰ期に含まれ、住宅、商業・カジュアルホテルも同時開業となります。

西日本最大級となるアリーナのスペックは以下の通りです。

★最大収容人数/18,000人(固定観客席13,400席)

★延床面積/69,550㎡

★想定年間イベント/165回

★想定来館者数/約180万人(年)

★開業目標/2027年秋頃

今回明らかになった内容で肯定的に捉えたい点は以下の通りです。

①最大収容人数が18,000人と、当初予定通りの西日本最大規模である点。

②カジュアルホテルとフルサービスホテルというタイプの異なるホテルがそれぞれ出店する点。

③世界的なアリーナ、エンターテインメント・ディストリクト開発、スポーツ、音楽興行の総合企業が開発事業者に含まれている点。

④規模内容からして最短ではないかと思われる2027年秋開業という点。

逆に気になったというか、ちょっとネガティブに捉えてしまった点は以下の通りです。

①アリーナに近接して共同住宅が立地する点。

②輸送能力の乏しいモノレールだよりのアクセス。

③②に伴いイベント時に混雑が懸念される駅とアリーナの距離が近すぎる点。

②については事業者の問題というよりは、誘致する大阪府になんらかの解決策を模索してもらいたいものです。そして計画内容の詳細が明らかになるにつれ、懸念される点もまだまだ顕在化してくることでしょう。

またそれらについては落ち着いてから自分なりの視点からつらつらと述べてみたいので、今は素直にこの計画決定を喜びたいと思います。

それにしても本件が開業すれば、大阪モノレールの「万博記念公園駅」は西日本最大級のアリーナと日本一と称されるサッカースタジアム、日本一の高さを誇る観覧車。そして宇宙遺産に相当するとされる太陽の塔(個人の感想です)の最寄駅となります。それらが一堂に会するこの駅周辺エリアは、「うめきた」や「夢洲」とはまた違ったテイストで大阪の都市格の向上を牽引していくものとなりそうです。



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