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基礎工事の真っ最中!南港の巨大データセンター!(仮称)ESR南港データセンター新築工事 23年5月の様子

東からの眺め

(仮称)ESR南港データセンター新築更新は開発・投資・ファンドマネジメントなどを中心に事業展開しているESRにより、2024年5月の工事完了を予定し、工事が進められているデータセンター開発です。




計画地

大阪以外の方はあまり南港(咲洲)は馴染みがないかと思います。大阪駅(梅田)からの鉄道アクセスは数通りありますが、どれも少なくとも1回の乗換は必要となり、時間としては30分弱は要します。また2025年開催の大阪・関西万博やIRの予定地でもある夢洲の南に位置する人口島です。

計画地のある南港では現在ミズノや西尾レントオールの施設が建設されています。本計画はそれらの計画地からやや東に位置し、周囲は樹木に囲まれていますが、それらを含めますと敷地面積は約18,000㎡となります。今回の計画地はその北側約半分になります。

計画概要

★所在地/大阪市住之江区南港北一丁目5番2

★敷地面積/8,068.12㎡

★延べ面積/24,364.43㎡

★階数・高さ/地上5階・40.34m

★工事完了予定/2024年5月末

※建築計画のお知らせでは2023年12月となっている工事完了予定ですが、事業者の公式発表によると2024年5月とされています。また現地の労災保険関係成立票による期間も2024年6月中旬となっています。

完成イメージ図

上記が今回建設される「ESR コスモスクエアOS1」です。

完成イメージ図

そして2024年のOS1(手前)完成後に、2期としてOS2(左奥)、3期としてOS3(右奥)が順次開発され、将来的には3棟構成のキャンパス型データセンターとなる予定です。




現地の様子(2023年5月)

北西からの眺め
北東からの眺め
南東からの眺め

データセンターというあまり馴染みのなく、おそらく足を踏み入れることもない施設ではありますが、本件完成イメージを見る限り、大変重厚さを感じられる施設です。人気のない無機質なものと感じられるかもしれませんが、長らく放置状態であった南港の敷地が少しでも活用されれば良いのかなと思っています。

北からの眺め
北からの眺め

現在は地中の基礎工事が行われていました。半年前に訪れた際はただただ整地されただけのように見えたのですが、一気に進んだ感があります。

北東からの眺め
東からの眺め

計画地の西(正面)に位置している日本IBM大阪南港事務所です。1980年代の建設当時は国内最大規模のデータセンターでした。そしてESRはこちらのデータセンターも取得したようで、現賃貸借契約終了後、最大39MWのIT電力容量を備えたデータセンターに再整備するようです。

ということは前述の3棟構成のイメージ図に描かれているOS3はこちらを建替えるということでしょうか?イメージ図や配置図からはそのように読み取れますので、おそらく間違いないと思います。間違ってたらごめんなさい。

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