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ついに解体!かつての梅田ランドマークビルが建替え再開発!大阪マルビル建替計画 23年7月の様子

東からの眺め

かつての大阪のランドマークでもあったマルビルが2023年5月末に閉館しました。今後は2024年9月末までに解体を終え、2025年開催の大阪・関西万博期間中の暫定バスターミナル利用を経て、ホテル、オフィスそして多目的利用可能なホールも備えた複合ビルへ建て替えられます。




計画地

計画地はとにかく梅田です。梅田のど真ん中です。最寄駅がどうのとか近くに何があるとかではなく、ザ・梅田!とでも言える立地となります。

旧マルビル(大阪第一ホテル)概要

★所在地/大阪市北区梅田1丁目9-20

★敷地面積/3,244.62㎡

★延べ面積/41,069.4㎡

★階数・高さ/地下4階 地上30階 塔屋3階・124m

★客室数/460室(宴会室5室、レストラン1)

★竣工/1976年3月31日




現地の様子(2023年7月)

南からの眺め
南からの眺め
西からの眺め

このマルビルを撮影するとほぼほぼ周囲の高層ビルも呼んでないのに写り込んできます。竣工時には周りに自らを超える高層ビルもなく、梅田のランドマークとして君臨してきましたが、現在は林立する梅田の高層ビルの中でどうしても見劣りする存在となってしまいました。

労災保険関係成立票等

労災保険関係成立票による工期は2023年10月31日となっています。

北からの眺め
東からの眺めて

昨年マルビルが建替えられると発表された時は、あまりの衝撃に事態を頭の中で整理できませんでした。今もこうして足元から見上げている高さ100m超もの高層ビルが、しかも長らく梅田の顔であったマルビルが無くなるということが、寂しいとかではなく、何か不思議に思えてきます。




低層部の様子(2023年7月)

北からの眺め
北西からの眺め
西からの眺め
西からの眺め

現実感が無いといっても、実際には解体工事は進められています。敷地北東にあった空地ではすでに重機も入り、植栽などが姿を消し、これから解体工事が本格化してきます。

北からの眺め

低層部には蔦が張っています。これは2013年に開始されたマルビル壁面緑化計画にて、10年後にはビルそのものを覆うという壮大な計画でした。しかし実際は一部壁面に申し訳ない程度にしか定着せず、また蔦そのものも一部は人工物が使われるなど、何かよう分から現状を見ると、結果としては残念な結果となっています。まあ建替えることとなった今となっては、それもどっちでもいい話なのですが。




地下の様子(2023年7月)

地下の様子
地下の様子
地下の様子

梅田といえば地下街。マルビルの地下にはディアモール大阪という地下街が張り巡らされています。「マルビル」という案内サインはまだ健在ではありますが、その案内が示す先の扉が開かれることはありません。

南東からの眺め

最後はもう一度地上に戻ってその姿を確認しました。新たなビルは2030年春の完成を目指し、旧ビルの円筒形という最大の特徴を踏襲し高層化するということです。主要用途としてはホテルだけでなく、多目的利用が可能な大型ホールや高機能オフィスなどを備え、賑わい創出の場、文化交流の場としての役割を果たすことを目指すとされています。

イメージパースなどの発表はまだまだ先になるかとは思いますが、どれほどの高さでどれだけ旧ビルの姿を受け継ぐことになるのか?今から勝手に想像して、勝手に期待して、勝手に満足することになるとは思いますが、少なくとも高さは160mクラス以上を確保してほしいと個人的には思っています。

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