大阪国際空港周辺地域整備構想(素案)発表! 2021年11月の様子
豊中市は大阪国際空港周辺地域における騒音・環境・安全への対策を最優先としつつ、空港と共生し、ともに発展することを目指し、住宅地の環境向上や産業立地の誘導、地域交通機能や防災力の向上などに関する市の方針を踏まえて、都市計画緑地や共同利用施設の整備をはじめ、大阪国際空港周辺地域の基盤となる施設などについて、今後の整備の報告性を示す「大阪国際空港周辺地域整備構想(素案)」を2021年11月に発表しました。
その中で滑走路の南東に位置する原田地区緩衝緑地及び隣接する千里川土手を一体的な空間として魅力的なスポットとするため、今後関係機関と連携・協議。進める予定です。
千里川の土手は大阪空港に着陸する飛行機が真上に迫ってくる迫力のある光景を目の当たりにできる、大変魅力的なスポットです。個人的にも以前はよく休みの日に出かけたものです。
そんな千里川川の土手周辺を整備し、本格的な観光スポットにしようというものです。現在の千里川の土手は特に何もありません。逆にその簡素な空間がより魅力を引き立たせているという側面もあります。
あくまでイメージとして想定したものであり、今後はこの素案に対する市民の意見を募集し、内容を精査、条件整理した上で、事業者からの具体的な提案をコンペ形式にて事業者を募るという流れになるのではないでしょうか。
あくまで想定というものの、土手沿いに隣接した緩衝地帯はほぼこのまま芝生広場となるのではないでしょうか。なんならここだけでもすぐに整備してもらいたいくらいです。芝生で寝転ぶ真上を飛行機が至近距離で迫ってくる様は、ちょっとしたアトラクションとなりそうです。
その他の緩衝地帯は木々が計画的に植えられているようです。高さについても大変考慮されているものと思われます。また緩衝地帯の外側、隣接地は古くからの町工場が多く張り付いてるような環境です。
今後は市民からの意見を募集することになりますが、あまり反対やネガティブな意見はないかと思いますので、豊中市の最短での工程である2025年もしくは2026年には供用となるのではないでしょうか。
ただ素朴な千里川土手も大変魅力的ですので、千里川沿いを手を付けずそのままにするのであれば、私は芝生広場とデッキに遊具、駐車場を整備するだけで良いのではと思っています。
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