箕面船場阪大前駅のタワーマンション始動!御堂筋直通・北急延伸新駅タワープロジェクト 22年3月の様子
大阪大学箕面新キャンパスの裏手、箕面市船場東において、東京建物・住友商事・阪急阪神不動産によるタワーマンションが計画されています。ながらく動きがなかったのですが、このほどついに公式サイトもでき、現地でも本格的な工事着手を控えて、準備工事のため人の出入りが始まりました。
計画概要
★所在地/箕面市船場東1番11、8番3、8番4、11番6、11番8
★建設行為面積/3,714.88㎡
★建築延べ面積/48,091.32㎡
★計画戸数/398戸
★階数・高さ/地上30階・99.99m
★竣工予定/2024年12月中旬
※塔屋を含めた高さは104.980mです。
※上記の建築計画の概要は昨年7月に撮影したものです。今回(2022年3月28日)訪問時には掲示されていませんでした。
完成イメージ図
東京建物により更新サイトが公開されています。その中に描かれている「箕面船場阪大前駅」は大変開放的な空間が広がり、その後方に本計画のタワーマンションが聳えたっています。
パースに描かれている様子では、以前掲示されていた建設計画の概要内容を踏襲していると思われます。
計画地
計画地は北大阪急行「千里中央駅」から北へ一駅、2023年度延伸開業予定の「箕面船場阪大前駅」が最寄駅となります。開業後は「梅田駅」まで20数分で結ばれる予定になっています。
その「箕面船場阪大前駅」から計画地は東へ徒歩5分ほどに位置しています。以前は新船場東公園という公園でしたが、2年ほど前に閉鎖され、更地状態となっていました。
現地の様子(2022年3月)
計画地の周囲すべてを仮囲いで囲うこともできていません。まだ本当に緒に就いたばかりという印象です。
駅からのアプローチの様子(2022年3月)
計画地へは大阪大学と箕面市の文化ホールなどが一体となった施設内を走る2階レベルのメインデッキで繋がることになります。
正面に見えているのが大阪大学のキャンパスとなります。右には文化ホールなどの箕面市の公共施設となります。
メインデッキに導かれ大阪大学キャンパス前の開けた空間の先に計画地に繋がるデッキがあります。
現在は行き先のない中途半端な形でのデッキですが計画地だけでなく、箕面市の地区計画によるとデッキはさらに東へ延伸され、より周辺地区との回遊性を高めるようです。
最後はそのデッキから見る計画地の様子です。2021年に大阪大学のキャンパスがオープンして、街が明らかに若返り生気が漲ってきました。そして来年2023年にはついに念願の北大阪急行延伸に伴う新駅「箕面船場阪大前駅」が開業します。梅田方面へのアクセスにも優れることから、本計画を含め今後は住む街としてさらに住宅開発が進むこととなるでしょう。
順調に行けば箕面市初の100m超えのビルになりますね。
コメントありがとうございます。
海抜も高いので100m以上の高さに感じるかもしれませんね。
あと以前構想されていた駅前のツインタワーも同規模でしたね。
復活が待たれます。