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2023年度着工!JR三ノ宮駅建替再開発 21年10月の様子

2021年10月5日、JR西日本と神戸市そして都市再生機構はJRの「三ノ宮駅」周辺整備について三社協定を締結したことを発表し、その中で長年の懸案であった建替えられるJR三ノ宮駅ビルの規模等についても合わせて概要発表がされました。

出典:JR西日本

まず注目されていたビルの規模ですが、高さ約160m、延床面積約100,000㎡という政令指定都市神戸の玄関口である三ノ宮駅に相応しい規模のものであり、安堵する内容でした。

南からの眺めです。

現在の三ノ宮駅南口の様子ですが、おいおい!大丈夫か神戸?と誰しもが口にするであろう状態です。アスファルトが敷設され簡易なイベント広場のような空間ができあがっていますが、これが神戸・三宮の置かれている現状なのでしょうか。

北からの眺めです。

この駅前にできてしまった空間に新しい駅ビルが建設されることとなります。その新駅ビルの道路を隔てた先には、こちらも再開発が噂されている阪急百貨店があります。

南からの眺めです。

駅前空間から三ノ宮駅を振り返ると今や三宮の顔となった地上29階高さ約120mの神戸三宮阪急ビルか屹立しています。

北東からの眺めです。

敷地の東には駐車場やタクシーの待合スペース、ロータリーなどがあります。こちらは将来的に待合・イベント空間の整備とありますので、現在より用途規模が縮小されるかと思われます。

出典:神戸市

将来的には新しいJRの駅ビルの周囲には回遊性を高める歩行者デッキが整備されます。

出典:神戸市

こちらは駅ビルの南側に整備される完成予想図です。「三宮駅周辺歩行者デッキ設計協議」として実施されたコンペは、2021年6月に中央復権コンサルタンツなどによる提案内容を最優秀と選定し、一部2026年度の供用開始となります。

南東からの眺めです。

写真正面に駅ビルが建設され、南側に歩行者デッキが整備されます。

出典:神戸市

駅ビルと西側の阪急「神戸三宮駅」方面を繋ぐ歩行者デッキです。

現在の歩行者デッキの様子です。正面に見えている緑のビルが映画館や商業施設、オフィスで構成される「ミント神戸」です。

神戸市は将来的には三宮クロススクエアとして建設される駅ビルの南から南東に広がる幹線道路の車線を大幅に減少し、歩行者空間を整備していく予定です。ただそれらも含め三宮エリアの再開発はどれも2025年以降に完成という、構想段階から考慮すると少々時間を要した印象があります。

関西の飛躍には神戸の発展があってこそのものだと思いますので、2029年度開業予定と少々先の計画とはなりますが、是非とも神戸の真のランドマークとなる再開発ビルを、神戸の中心にそびえ建たせていただきたいものです。



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