大手前地区の再編が始まる!?大阪府公館、旧議員会館、旧職員会館が解体! 22年10月の様子
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大阪府の吉村知事は24日、大阪市中央区の老朽化の進み大規模地震で倒壊する恐れのある大阪府公館を解体する方向で検討していると発表しました。また併せて旧議員会館、旧職員会館についても解体を検討しています。
所在地
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3棟とも谷町筋の東側の大手前地区の位置しています。北の大阪メトロ及び京阪「淀屋橋駅」から徒歩7〜8分。南の大阪メトロ「谷町四丁目駅」からは10分ほどでしょうか。
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各建物は大変狭い範囲の中にあります。大阪の官庁街ということで、周囲には大阪府庁舎をはじめ府や国の建物、施設が多く見られます。またこれらの建物の北西には、こちらもおそらく解体されることとなるであろう大阪第2法務合同庁舎があります。
大阪府公館の様子(2022年10月)
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エメラルドグリーンと青い屋根の建物が大阪府公館になります。あらためて見るとただの一戸建てにしか見えません。
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約2,900㎡ほどかと思われる敷地の中には庭もあり、しっかり整備されています。以前は一般公開もされていたようですが、コロナ禍により現在は休止中です。
旧議員会館の様子(2022年10月)
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大阪府公館から道を挟んで西に位置しているのが旧議会会館です。それほど広くない敷地に建物と木々が生い茂っています。
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旧議員会館は今回の中で一番敷地面積の約1,200㎡となります。
旧職員会館の様子(2022年10月)
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かなり年季の入った建物ですが、まだ現役で稼働しています。
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約2,100㎡の敷地内ではとにかく木々が建物にプレッシャーをかけるように繁茂しています。こちらから見るとただの廃墟にしか見えません。
今回3棟はあくまで耐震性の問題から解体せざるをえないということらしいのですが、その後については特に明言されてないようです。解体して更地にして駐車場ということも、もちろんあるかと思います。実際このあたりには暫定利用と思われる駐車場がいくつか見られます。本件も解体後、数年はそのような使われ方をするかもしれませんが、近隣にはこれまた解体されるであろう大阪第2法務合同庁舎もありますので、ある程度方向性を合わせ、大手前地区の発展に寄与する空間を創出してもらいたいものです。
大阪府公館を除けばみすぼらしいと言うのは言葉が悪いかもしれませんが、何だかそんな感じの建物ですね。
コメントありがとうございます。
昭和から時計の針が進んでいませんね。