関電不動産開発が取得!将来は建替えにより高層化か!?もと東洋紡本社ビル 24年9月の様子
2024年8月、関電不動産開発が大阪・堂島浜にある東洋紡の旧本社ビルの土地と建物を香港の不動産ファンド、ガウ・キャピタル・パートナーズから300億円超で購入しました。
所在地
旧東洋紡ビルは大阪市北区堂島浜二丁目に位置し、すぐ北側では2024年春に開業したブリリアタワー堂島や2027年春開業予定のパークタワー大阪堂島などが控えている、ここ数年で高層化が進むエリアです。
現地の様子(2024年9月)
もと東洋紡本社ビルは地上12階・延床面積は3万5940平方メートルで、1980年に完成しました。東洋紡そのものは2022年5月、創立140周年を機に本社を大阪梅田ツインタワーズ・サウスへ移転しました。
ビルは2022年にリニューアル工事が実施されました。公開空地も随分と垢抜けた感があります。植栽もパンパスグラスでしょうか?大変目立ちます。
最後は堂島川方面からの様子です。今回関電不動産開発が取得したことで注目されているもと東洋紡本社ビルですが、あくまで取得したということだけで、今後については不明です。もちろん将来的には建替えられ高層化されるでしょうが、そのタイミングについては数年後なのか、10年以上先の話なのか。
関電不動産開発については本地から南西に5〜600m位置する中之島5丁目において、かなり意欲的に再開発を目論んでいるようです。まずはそちらに注力して、本件についてはその後となるのではないでしょうか。
300億もかけて取得してますから、必然的に高層化しないと採算が合わないような気もします。