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かつての梅田のランドマークビルが192mに建替え再開発!大阪マルビル建替計画 24年3月の様子

南からの眺め

2024年2月28日、大阪都市計画都市再生特別地区の変更が公表され、2023年5月末に閉館したかつての大阪のランドマークでもあったマルビルが2030年に高さ192mの高層ビルとして生まれ変わる可能がでてきました!今後2024年9月末までに解体を終え、2025年開催の大阪・関西万博期間中の暫定バスターミナル利用を経て、ホテル、オフィスそして多目的利用可能なホールも備えた複合ビルへ建て替えられます。




計画地

計画地はとにかく梅田です。梅田のど真ん中です。最寄駅がどうのとか近くに何があるとかではなく、ザ・梅田!とでも言える立地となります。

都市再生特別地区

計画図

大阪都市計画都市再生特別地区の変更 により、容積率は最高限度2000%、高さの最高限度は192mに定められています。上記の計画図によると以前の円柱形を踏襲するものの、高さは192mから145m、さらに95mと南側はセットバック が弧を描いていきます。また北側は柔らかい曲線の南側とは対照的な船の舳先のような基壇部(高さ60m)が見て取れます。

計画図

地下には敷地内を貫通する通路が新たに設けられます。便利にはなりますが、また梅田の地下街が複雑になりそうです。




旧マルビル(大阪第一ホテル)概要

北からの眺め

★所在地/大阪市北区梅田1丁目9-20

★敷地面積/3,244.62㎡

★延べ面積/41,069.4㎡

★階数・高さ/地下4階 地上30階 塔屋3階・約124m

★客室数/460室(宴会室5室、レストラン1)

★竣工/1976年3月31日

南からの眺め(23年7月撮影)
南からの眺め(23年7月撮影)

あらためて見るとマルビルは特徴的、個性的なビルであり、そこにあることが当たり前の存在のビルでした。そういえば昔、好きな女の子とマルビルの角で待ち合わせする約束をしたが、当日現地に着いて「マルビルやから角なんかないがな!」と初めてフラれた事に気づいたというネタを深夜ラジオで聴いた事を思い出しました。そんなネタにされるほど大阪に馴染み、愛される存在でもありました。




現地の様子(2024年3月)

南西からの眺め
南からの眺め
東からの眺め

新たな高層ビルは主要用途としてはホテルだけでなく、多目的利用が可能な大型ホールや高機能オフィスなどを備え、賑わい創出の場、文化交流の場としての役割を果たすことを目指すとされています。

南東からの眺め
北東からの眺め

解体が始まってから約半年。現在の高さは90mほどでしょうか?それにしても日に日に小さくなっていくビルを見るのは忍びないですね。




高さのイメージ

東からの眺め
東からの眺め

本当に雑で稚拙で申し訳ないのですが、ざっくりと完成後の高さをイメージしてみました。計画地の西に建つヒルトン大阪(高さ145m)と東に建つ梅田DTタワー(高さ130m)がよい物差しになってくれます。

南からの眺め
南からの眺め

以前のビルでも細身ではありましたが、新たなビルは高さが5割増となりますので、相当スリム感が増すことになりそうです。それにしても梅田の象徴ともされていたビルが、新たに生まれ変わって梅田の屋根として帰ってくるというのは心が躍ります。2030年となるとまだまだ先の話ではありますが、前述のセットバックの様子など、どのような外観となるのか、公式な発表が大変楽しみです。

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2件のフィードバック

  1. さんたん より:

    ちょっと嬉しい想定外でしたね。高くするとは言っても150mぐらいかなぁと思ってましたから。もっとスパイラルなデザインにするのかと思いましたが、今の所はイメージパースが出てこないと何とも言えなさそうですね。

    • osakanearfuture より:

      コメントありがとうございます。
      スパイラルタワーかっこいいですね!また梅田のランドマークとなってもらいたいです!

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