ついに建築計画のお知らせ掲示!高さ160mの複合ビル再開発!古河大阪ビル本館・西館跡 (仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画 22年6月の様子
大阪市北区堂島浜にある古河大阪ビル本館及び西館は2019年12月に営業を終え、建物解体工事はほぼ終えている状態ですが、このほどついに建築計画のお知らせが現地に掲示されました!
計画地
場所は大阪駅や各社の梅田駅から10分から15分ほど南へ下った、四つ橋筋の西側に位置しています。梅田の北東にある茶屋町付近からでも地下街でこのあたりまで繋がっています。
計画概要
★所在地/大阪市北区堂島浜二丁目4番1外
★敷地面積/5,755.23㎡
★延べ面積/75,102.00㎡
★階数・高さ/地上40階・161.85m
★主要用途/分譲共同住宅、ホテル
★工事着手予定/2022年10月上旬
★工事完了予定/2026年8月末
やはり目に留まるのは上部のデザインです。その細部にも拘りを感じられる曲線にどのような明かりが灯るのでしょうか。
現地の様子(2022年6月)
逆L字型の計画地には建物の姿はすでにありませんので、堂島川を越えた先にある中之島のビル群がよく見えます。
後方に見えているのはフォーシーズンズホテルとブリリアタワー堂島という東京建物のタワーレジデンスの複合施設(ONE DOJIMA PROJECT)です。本計画もこちらと同様のホテルと住宅系の複合ビルになるという噂通りとなりました。
本計画の事業主は三井不動産レジデンシャルですので、入居するマンションは都市型ハイグレードブランドであるパークコートとしての進出となるのではないでしょうか。入居ホテルブランドについては未発表ですが、大阪にはまだまだハイグレードホテルが少ないとの報道もありましたし、どのようなホテルが進出するのか興味がつきません。いずれにしてもフェイストゥフェイスによる、お互い似たもの同士のマッチアップが今から大変楽しみです。
あらためて計画地の立地を見ると、北の高さ195mの超高層ビルが建設される再開発案件「ONE DOJIMA PROJECT」と、南の中之島フェスティバルタワーと中之島フェスティバルタワーウエストの高さ約200mにもなるツインタワーに挟まれていることがわかります。
200mクラスの狭間で埋没することなく、160mの高さを確保できたのは高層ビル群好きからすると大変意味があり、喜ばしいことです。
福島や中津を飲み込んだ梅田という巨大なビル群が堂島を経て中之島へ繋がり、やがて淀屋橋、北浜からさらに南下して広がっていく姿を俯瞰できれば、まさに圧巻の光景でしょう。
欲を言えば170m台ぐらいであってほしかったなと思います。大阪は170m台のビルが少ない気がしますので。ホテルはどのブランドが来ますかね。大阪未進出のブランドが来てほしいですね。
コメントありがとうございます。
たしかに160というのは150の延長程度なので、170は超えて欲しかった気持ちもありますね。
ホテルのブランドはどうなるでしょう?
国内組にも頑張ってほしいところですが。