高さ約150m!淀屋橋のランドマークビルとなる再開発!淀屋橋駅東地区都市再生事業 23年9月の様子
淀屋橋駅東地区都市再生事業は日本土地建物が所有する日土地淀屋橋ビルおよび京阪ホールディングスが所有する京阪淀屋橋ビルの両敷地を一体化し、地上28階・高さ約150mのオフィスビルへと建替える事業です。
計画概要
★所在地/大阪市中央区北浜三丁目1番1、他21畢
★敷地面積/3,940.82㎡
★延床面積/72,823.77㎡
★階数・高さ/地下3階 地上31階・149.21m
★工事完了予定/2025年7月31日
ガチガチのオフィスビルというわけでなく、低層階には商業施設、最上階には一般来館者も利用可能な展望フロアなど、駅ビルらしい機能も設けられます。
計画地
計画地はまさに淀屋橋のど真ん中となります。北側を土佐堀通りという東西道路が走り、西側には御堂筋が走っています。
完成イメージ図
今までの御堂筋になかった他を圧する約150mという高さは、御堂筋・淀屋橋のランドマークにふさわしいものとなります。
本計画とその西で計画されている淀屋橋駅西地区市街地再開発事業で建設される135mの高層ビルが生み出す風景は圧巻です。
ちなみに上記のイメージだけは既に御堂筋の側道が廃止された様子が描かれています。
低層階には淀屋橋広場と名付けられる吹き抜けの多目的広場を整備し、淀屋橋駅コンコースの歩行者空間の拡幅、リニューアルを通じ、ターミナルにふさわしい交通拠点機能を整備します。
現地の様子(2023年9月)
約2ヶ月ぶりの現地となります。その際にはまだまだ心許ないか弱き存在だった鉄骨も厚みをましています。
御堂筋からの様子です。様々な季節を彩る街路樹と本件の低層部がどのように調和していくのでしょうか。想像を巡らすだけでワクワクしてきます。
御堂筋や土佐堀通側が表とするとこちらが裏になります。どの面から見ても、かなり敷地面積いっぱいに建てられています。
計画地の北を走る土佐堀通からの様子です。御堂筋側た比べると幅はありませんが、それでも視認性の高さにより存在感を発揮しています。
最後は計画地北西の淀屋橋交差点からの様子です。マッチアップする淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業とともに、淀屋橋のイメージを一変させるツインビルの光景を2年後にはこちらからも見上げられることとなります。
最初に構想を耳にしたのは2007年頃でしょうか。リーマンショックの影響で音沙汰なしになって、今こうして鉄骨建方が進んでいるのを見ると、感慨深いものがありますね。
コメントありがとうございます。
私も構想を聞いた時は懐疑的ながらも、同時に高揚感が湧いてきました。
紆余曲折を経て現実に鉄骨を目の当たりにすると、胸に迫るものがあります。