25年1月竣工予定!文化エリア中之島の再開発!大阪府立中之島図書館書庫棟工事 24年6月の様子
中之島図書館新書庫棟は既存書庫を集約するとともに、本館・北館・南館上階へのバリアフリー動線を整備することを目的とし2025年初頭の工事完了を予定しています。
計画概要
★建築面積/476.40㎡
★延べ面積/1,875.51㎡
★階数/地上5階
★工事完了予定/2025年1月14日
計画地
計画地は南北を土佐堀川・堂島川、東西を大阪市中央公会堂・大阪市役所に囲まれた場所に位置しています。
完成イメージ
建物色彩は重要文化財である本館の石の外壁と本館ドーム屋根に合わせることで周囲との連続性を保ち歴史の継承を行っていくものとしています。
現地の様子(2024年6月)
2003年に耐震化工事が終了した別棟(向かって右)と関係性を持たせた外観と、高さが3mほどある石の基壇部が大変印象的です。
先ほどの東面とは対照的に、南面は採光溢れるガラスが一面に施されています。向かって左に見えている国の重要文化財である南館との新旧の対比も一見の価値ありです。
またその手前には周辺の既存親水空間との相乗効果をもたらす緑地が設けられる予定です。
奥に見えているのはこちらも国の重要文化財に指定されている中央公会堂。このあたりは文化施設の集積地となります。
最後はこれまた国の重要文化財となる中之島図書館本館の佇まいの様子です。こちらを表とすると今回の新書庫はちょうど裏手に位置します。それにしても堂々とした佇まい。もちろん内部もその外観に相応しい厳かなものとなっていますので、是非足を運んで自らの肌で感じてください。
石造りの堂々とした正面の姿を御堂筋から見えたら素晴らしいと思います。日銀大阪支店の旧館と向かい合わせとなり、中之島が目標とするパリ・シテ島にちょっと近づきます。
コメントありがとうございます。
市役所の裏手なのでどうしても多くの人の目に留まり難いのが残念ですね。市役所の建替えとなった際には、そのあたりも考慮してくれるといいのですが。