大阪公立大学森之宮キャンパスの最寄駅誕生か！大阪メトロ「大阪公立大学駅」新設 22年11月の様子

大阪メトロが2025年開設予定の大阪公立大学森ノ宮キャンパス近くに新駅を開設する方針である事を読売テレビが伝えました！新駅名は「大阪公立大学前」などを候補に検討しており、キャンパスの開設に合わせた2025年の営業を目指すようです。

計画地

新たに設置される新駅は大阪公立大学の西側にある大阪メトロ森之宮検車場内に、大阪メトロ中央線「森ノ宮駅」から北上するような形を取ります。検車場内の既存線路を活用し、ほぼ地上を走ることとなり、また新駅についても地上駅となるようです。

現地の様子（2022年11月）

2020年度から始まった既存建物の解体工事はすでに終わり、広大な敷地が広がっています。新駅は一体どのあたりに計画されているのでしょうか？広すぎてよくわかりません。

この更地となっている敷地だけで約20,000㎡にもなります。

マーケットサウンディング

以前この地は大阪市により実施されたマーケットサウンディングの対象地（B地区）の一部となります。

その際に示された提案内容は上記の通りです。A地区との連携を図りながら、業務、商業、宿泊、居住・健康医療機能等を中心に産学連携等の多様な交流を生み出す複合機能を大阪市は求めていたようですが、明確にそれという施設は提案内容にはなかったようです。

それが今回、大阪メトロの新駅開設という方針に切り替わったというのは、正直驚きでもあり、読売テレビの報道内容をそのまま信じると、ある意味行政にしてはらしくない迅速さです。

またそのJR環状線「大阪城公園駅」から新駅までをデッキで結んだり、周辺に商業施設も設けると読売テレビでは報道していました。デッキについては将来的に「大阪城公園駅」から大阪公立大学へ繋ぐというのは既定路線ですし、商業施設といってもコンビニ程度であっても商業施設には変わりないので、あまり過度に期待はしないほうがいいかもしれません。

それでも「うめきた2期」開業後を担う、次世代の大型開発としては、この大阪城東部エリアは中之島と双璧ではないかと個人的には考えていますので、アクセスも向上し、より多くの人が集まることが容易になる鉄道駅の新設は期待感が高まります。

いずれにしても大阪メトロからの正式発表が大変待ち遠しい計画ですが、くれぐれも読売テレビの勇み足で終わりませんように。