USJ近接地にホテル?アルカンシエリベルテ大阪跡 (仮称)OSAKA SAKURAJIMA RESORT 23年7月の様子
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USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の南側に位置し、2005年に開業したアルカンシエリベルテ大阪は土地所有者との定期賃貸借地契約の期間満了に伴い、2021年7月31日に閉館しました。現在は鹿島建設が(仮称)OSAKA SAKURAJIMA RESORT というプロジェクト名で土壌対策工事を実施しています。
計画地
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計画地は大阪を代表する観光地であるUSJの最寄駅であるJR桜島線の「ユニバーサルシティ駅」から徒歩7〜8分といったところでしょうか。
現地の様子(2023年7月の様子)
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計画地の南側にある安治川護岸の親水空間からの様子です。
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土壌対策工事ということは、今後の土地活用のために汚染された土壌を掘削除去し、健全な土で埋め戻すということでしょうか。なかなか大変な作業です。
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看板には(仮称)OSAKA SAKURAJIMA RESORTと明記されています。”RESORT”と言われてイメージするとなるとやはり宿泊施設ということでしょうか。
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また労災保険関係成立票による工期は2024年6月30日となっていますが、これが現在行われている土壌対策工事だけのものか、その後に実施されるであろう”RESORT”施設の建設工事を含んだものなのかは不明です。
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敷地面積は約1.7haほどもありますが、見ての通りなかなか高低差のある敷地となっています。
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遠くに大阪都心のビル群が一望でき、「ユニバーサルシティ駅」のホテル群が目の前に広がるという高層ビル好きにはたまらない立地です。そして時々USJのパーク内から歓声もこちらにまで伝わってまいります。
隣接する安治川護岸親水空間の様子(2023年7月)
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ところで計画地に隣接する安治川護岸は歩道が整備されているのですが、こちらは「此花西部臨港緑地エリア水辺賑わいづくり事業」として公募型プローポーザルにより、2023年3月に合同会社桜島開発が事業予定者に決定しています。
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2028年の供用を目指すとされていますが、鹿島建設はこの合同会社桜島開発を営業者とする匿名組合の議決権を100パーセント保有しています。事業予定者に決定した際に桜島開発が発表している安治川護岸の整備イメージには本件は具体的には描かれていませんが、おそらくアルカンシエリベルテ大阪跡地の本件と安治川沿いの空間整備は一体化された調和のとれたものとなるかと思われます。いずれにせよ事業者からの具体的な発表が待たれます。
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