まもなく事業予定者選定!梅田方面を一望できるカフェも計画!淀川河川敷十三エリア整備・運営事業 23年8月の様子
大阪市は淀川区のブランド向上、にぎわいづくりや交流促進、河川敷の機能向上につながるような都市空間を淀川河川敷十三エリアに創造することを目的として、公募型プロポーザル方式による事業者を募集していました。そして8月25日で募集を終え、早ければ9月に事業者が選定されることになります。
計画地
計画地は阪急「十三駅」から徒歩5分ほど南に位置しています。駅からの中間点にはもと淀川区役所跡の大規模再開発も計画されています。
計画概要
計画地となる淀川河川敷では、堤防の裏のり面に盛土がなされカフェが出店、イベント開催も見越した多目的空間となる芝生広場の整備、水上アクティビティを体験できる親水空間や船着場の設置等が計画されています。
また当初の予定では堤防のり面はスロープなどが整備され、各施設へはストレスのないアプローチが可能となります。これらの施設、工作物については大阪・関西万博の開催にあわせ、2025年4月13日までに供用を開始するよう、今回の公募型プロポーザルの募集要項に盛り込まれています。
船着場の様子(2023年8月)
2023年3月末までの工期にて地盤改良を行っていましたが、現在は重機や人の出入はありません。
船着場に隣接する上流付近では、親水空間として水上のアクティビティを楽しむことのできる空間も整備予定となっています。
また前回訪問時にあったイメージパースもなくなっていました。ただ予定では2024年度末頃には竣工する予定となっています。
のり面の様子(2023年8月)
スロープなどが整備される予定ののり面の様子です。若い頃はこの付近でよくゴロゴロしたものです。
堤防天端の様子(2023年8月)
裏のり面に盛土され堤防の天端の一部が拡幅されている箇所があります。ここにオープンカフェが整備されます。
台形となる敷地の奥行きはそれほどありません。4mほどでしょうか?ただ間口となると約70m、裏のり面に接する側は60mほどにもなります。
盛土された裏のり面の様子です。周囲とは異なる傾斜となっている様子が見て取れます。
最後はこのカフェが整備される付近から淀川方向の様子です。手前に見える芝生広場のようなものがイベント等が開催されることとなる多目的空間です。そしてその先には淀川、そしてさらに梅田の高層ビルが見えています。
たしかにこの眺望は人を魅力してやまないものではありますので、それなりに話題のカフェとはなるのではないでしょうか。ただ気取らず普段着で気ままに散策できる堤防沿いの雰囲気はいつまでも残してほしいと思います。
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