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23年春にUSJと航路で繋がる!大阪城公園公共船着場整備 22年1月の様子

大阪府は第二寝屋川に大阪城と一体化した公共船着場の整備を2023年春の開業を目指し、整備を進めています。そしてホテルニューオータニ大阪がこの新しい公共船着場からUSJへの遊覧船の運行を予定しています。

位置図・配置図

出典:大阪府

計画地はOBPと大阪城公園の間を流れる第二寝屋川の左岸に築かれます。JRの大阪環状線、大阪城公園駅から徒歩3分とかからないでしょう。

出典:大阪府

浮き桟橋とともに現在は雑然とした樹木が生い茂る区画も、大阪城公園駅からのアプローチ道として整備されます。

完成イメージ

出典:大阪府

完成イメージ図には既存の大阪水上バス(アクアライナー)の桟橋(緑)も描かれています。新たな船着場は数十mほど上流に築かれます。また運行される船もアクアライナークラスのものが想定されているようです。

出典:大阪府

今回の整備計画の方向性としては歴史性のある堤を背景に、水辺のサクラや豊かな森を形成する緑を活かした船着場と、水辺へ容易にアクセスできる開放的かつ視認性の高い広場空間を創り出し、「大阪城港・杜の船着場」として、しゅうの既存施設天満橋民間船着場そして花・みどりと一体となる空間づくりを目指します。

現地の様子(2022年1月)

西からの眺め
南西からの眺め
西からのながめ
南からの眺め

正面に見えている白い建物がUSJへの遊覧船運行を計画しているホテルニューオータニ大阪です。

現地と周辺の様子(2022年1月)

西からの眺め
北西からの眺め

対岸のOBPからの眺めですが、朝の逆光により全然見えませんね。申し訳ありません。

北東からの眺め
南東からの眺め

大阪城公園からの眺めです。現在は鬱蒼と生い茂る木々により園路と川が分断されていますが、今回の計画では視認性の高いアクセスに優れた開放的な空間を整備するようなので、ここからでも船着場の様子が見てとれるようになるのでしょうか。

USJと大阪城公園な航路でつながる

船着場が整備され遊覧船が運行されることにより、USJと大阪城公園という大阪の二大観光地が航路でつながることとなります。まだルートは発表されてませんが大川→堂島川もしくは土佐堀川→安治川ですと距離は約10km、時間にすると4〜50分の船旅でしょうか。両観光地はJR環状線を使えば20分ほどの距離にありますし、電車賃としても安いものですが、船によるアクセスは切れ目のない非日常を演出し、旅に彩りを添えてくれることでしょう。

東からの眺め

本計画はすでに大阪府とも合意しており、今後は運行事業者の選定をするとともに、詳細運航計画やルートを決めることとなります。また大阪市内にはすでにいくつかの公共船着場は整備されており、近隣のホテルも事業に参画する可能性もあります。

夢洲での万博開催に合わせるかのように、このところ大阪市内では船を使ったアトラクション的な運航構想が続々と発表されています。それらが実現することにより、名実ともに水の都という名に相応しい、川との親和性に富んだ都市へと近づくことでしょう。

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2件のフィードバック

  1. アセチレンランプ より:

    アクアライナークラスの船が淀屋橋・大江橋の下をくぐれるのでしょうか?
    かなり難しい操船になるのでは?

    • osakanearfuture より:

      コメントありがとうございます。
      そこは私も懸念しているところです。
      ただ府とニューオータニはすでに合意しているようですし、また例えば建替え中の大阪三菱ビルにあわせて、大江橋付近にも船着場を設けたる計画もあります、
      今後ますます遊覧船を活用して大阪の魅力を高める意欲は旺盛なので、先の懸念もクリアできると信じています。

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