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中之島通り歩行者空間化整備21年4月

中央公会堂から難波橋までの中之島通りを歩行者専用(公園化)とする整備事業が、ほぼ完了しました。

これにより中之島通りに分断されていたため困難であった、歩行者の南北移動の円滑化が実現しました。

正確に申しますと移動の円滑化は、昨年のうちに既に実現していたのですが、その際はあくまで車の流入を拒むだけの措置であり、段差こそ解消されているもののアスファルトはそのまま放置され、公園化とはほど遠い状態でした。

しかしながらこの度ついに石畳風のコンクリートタイルが敷設され、歩行者が能動的に集まってくるという公園本来の場所となりそうです。

2020年に開館した「こども本の森 中之島」。安藤忠雄氏が設計し大阪市に寄贈しました。

お隣は「大阪市立東洋陶磁美術館」。実はこちらの美術館が今回の公園化で一番恩恵を受けているのではないかと思っています。

今までもコレクションの内容から大阪、近畿圏外からも人を集める美術館でしたが、地元大阪ではイマイチ知名度も低く、前面通りも人が行き交う通りでもなかったので大阪市民てあっても目に触れる機会そのものが少なかったのではないでしょうか。

しかしながら今回の措置に伴い、一気に公園内にある美術館として日の目を見る存在となりました。中央公会堂と共に公園の景観を形成していくこととなるでしょう。

石畳風の空間が広がり、非常に開放感に溢れています。

残る整備は堺筋側のみとなりました。整備前は歩行者の南北横断は出来なかったため、わざわざ中央公会堂前まで迂回を余儀なくされていました。その後車の進入がなくなってからは歩行者通行可能となり、堺筋から左折にて駐輪場へ進入するバイクのために警備員が常駐しています。

ただ恒常的に警備員が立哨するというのは現実的にあるのでしょうか?そうすると堺筋沿いの歩行者は以前ほどではないにしろ若干の迂回を要するのでしょうか?

この整備計画が決まった時に懸念した駐輪場へのバイクの扱いでしたが、ほぼ完了しつつある中でも個人的にはまだもやもやしています。

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