日々成長する淀屋橋のランドマークビル再開発!淀屋橋駅東地区都市再生事業 24年2月の様子
淀屋橋駅東地区都市再生事業は日本土地建物が所有する日土地淀屋橋ビルおよび京阪ホールディングスが所有する京阪淀屋橋ビルの両敷地を一体化し、地上28階・高さ約150mのオフィスビルへと建替える事業です。
計画概要
★所在地/大阪市中央区北浜三丁目1番1、他21畢
★敷地面積/3,940.82㎡
★延床面積/72,823.77㎡
★階数・高さ/地下3階 地上31階・149.21m
★工事完了予定/2025年7月31日
ガチガチのオフィスビルというわけでなく、低層階には商業施設、最上階には一般来館者も利用可能な展望フロアなど、駅ビルらしい機能も設けられます。
計画地
計画地はまさに淀屋橋のど真ん中となります。北側を土佐堀通りという東西道路が走り、西側には御堂筋が走っています。
完成イメージ図
今までの御堂筋になかった他を圧する約150mという高さは、御堂筋・淀屋橋のランドマークにふさわしいものとなります。
本計画とその西で計画されている淀屋橋駅西地区市街地再開発事業で建設される135mの高層ビルが生み出す風景は圧巻です。
ちなみに上記のイメージだけは既に御堂筋の側道が廃止された様子が描かれています。
低層階には淀屋橋広場と名付けられる吹き抜けの多目的広場を整備し、淀屋橋駅コンコースの歩行者空間の拡幅、リニューアルを通じ、ターミナルにふさわしい交通拠点機能を整備します。
現地の様子(2024年2月)
約1ヶ月半ぶりなのですが、御堂筋を挟んだ先にある淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業もタワークレーンが登場しています。両ビルが完成するまでの約1年半から2年間は相当賑やかになりそうです。
鉄骨の一部はテラスが設けられる10階まで到達しています。よく見るとそのテラスのために申し訳程度にセットバックされる形状も確認できます。
さらに前回には確認できなかった変化としては、カーテンウォールの一部にガラスがはめられています。
ガラスがはめられることで、天気により空を映したり、明るさが日によって時間によって異なるので、表情が大変豊かになります。
計画地の裏手となる東側や南側は日本生命村と称されるほど、関係する建物が多く、またそれらが牽引するかのように独特な雰囲気を生み出しています。本件もそれらと共にさらなる上質な空間を作り上げてくれそうです。
前回との比較
計画地の西、御堂筋側からの1ヶ月半での変化の様子です。さすがに短期間ですので、そこまで大きな変化というわけにはいきませんが、徐々に武骨な外観が形成されてきました。次回訪問は2ヶ月後くらいでしょうか?さらに逞しくなっている姿が拝めそうです。
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