大阪メトロ「谷町九丁目駅」と繋がるビルがまもなく閉鎖！東谷町ビル建替計画！ 23年12月の様子

大阪メトロ谷町線「谷町九丁目駅」に直結している1967年竣工の東谷町ビルが建替えられるようです。現在はテナント退去も進み、年明けには繋がっている4号出入口も閉鎖され、建物解体に着手されることになると思われます。

計画地

大阪メトロ谷町線及び千日前線「谷町九丁目駅」の北東に位置しています。敷地の西を走る谷町筋はその先の谷町九丁目交差点をアンダーパスしてますので、本件に接しているのは側道となります。また残念ながら千日前通とは接していません。

現地の様子（2023年12月）

1967年竣工と大変年季が入っています。

北東の角に飲食店のある建物があるのですが、これは同一ビルではないようです。また東側に閉鎖されているビルや、何の用途か不明な空間などもありますが、どこまでが本件の敷地かよくわかりません。

敷地面積は広く見積もって1,500㎡といったところでしょうか？

谷町筋の側道にある出入口にも閉鎖のお知らせが掲示されています。

東谷町ビルはURの管理住宅のようです。駅の真上、住宅需要旺盛な上本町エリアという好立地ですから、民間にお願いしたいところですが、解体後は同様にUR住宅として建替えされるのでしょうか？なんか勿体無いなー。

ビルに内の様子（2023年12月）

大阪メトロのサイトでも出入口の閉鎖は案内されています。その理由としては接続ビルの建替えと明記されています。

改札口を抜けてすぐに左に4号出口は位置しています。

階段を登ると・・・

飲食店街の多くはすでに閉店し、シャッターが閉まっています。

シャッターには閉店を知らせる張り紙が貼付されています。短いながらもひとつひとつの店の思いが伝わってきて、個人事業主として店舗を構えている自分としても、自らの今後を重ね合わせてしまい感情的になってしまいました。

地上に繋がる通路はまだ通行可能ですが、2階以上は全ての階段が塞がれ、もうすでに人の出入りはできなくなっています。

最近この谷町九丁目界隈では似たような建物が解体されています。将来的に近鉄グループによる駅周辺整備が控える上本町駅とは若干距離はありますが、是非人を呼び込む魅力のある、かつ活性化に繋がる再開発となってもらいたいですね。でもまあURですから過度な期待はしていません。