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ホテルは6/30に先行開業!その後各施設は順次オープン!枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業第3工区 24年3月の様子

北からの眺め

枚方市駅周辺第一種市街地再開発事業の第3工区は、京阪グループが区分所有した駅東側において、駅と一体となる商業、オフィス、ホテル、住宅、行政等の機能を備えた複合施設を整備します。




計画地

枚方市は大阪と京都の中間に位置し、人口は39万人を誇る中核市です。この数は大阪府内では大阪市、堺市、東大阪市、豊中市に次ぐ規模となります。また京阪の「枚方市駅」は一日の乗降客数が96,604人(2019年)と、京阪電鉄の駅では「京橋駅」「淀屋橋駅」に次ぐ第3位ですが、他社との乗換えのない関西圏の郊外駅としては、立派な数字かと思います。

出典:枚方市

枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業の第3工区はその「枚方市駅」の東に位置し、京都方面への本線と交野方面への交野線に挟まれた全域となります。




計画概要

★所在地/枚方市岡東町2番6の一部外

★敷地面積/22,266.90㎡

★延床面積/約95,300㎡

★「高層棟」階数・高さ/地上26階・126.65m

★「住宅棟」階数・高さ/地上29階・約109m

★主用途/店舗、事務所、ホテル、住宅、駐車場

★工事完了予定/2024年3月末日

出典:枚方市駅周辺地区市街地再開発組合
出典:京阪ホールディングス

各種資料によって若干数字が異なっています。オフィスやホテル、店舗が入居する「高層棟」と住宅からなる「住宅棟」という2棟の高層ビルが建設され、さらにおそらくオフィス棟となる10階建の「低層棟」も建てられるとあります。これは独立した3棟というよりは共通の基壇部(低層棟)があり、そこから各々が生えているようです。




完成イメージ図

南西からのイメージ
南からのイメージ
南からのイメージ(夕景)

一番目立つガラスカーテンウォールのビルがオフィス&ホテル(カンデオホテル)棟となり、基壇部には商業施設が設けられます。

枚方のランドマークとなることを十分に理解した上で、あらゆる角度からの視点を意識されています。




現地の様子(2024年3月)

北からの様子

前回お邪魔したのが2023年の8月でしたので、約7ヶ月ぶりの現地となります。青いガラスカーテンウォールの洗練された佇まいの高層棟と各階の庇が目立つ住宅棟という、大変対照的な2棟が青空に映えています。

南西からの様子
南からの様子

高層棟の19〜26階に入居する「カンデオホテルズ大阪枚方」として6/30に開業します。客室数139室に加え、宴会場、レストランを併設。デザイン性にも拘り、地元とともに光り輝くランドマークとなるホテルを目指します。

西からの眺め
南西からの眺め
南西からの眺め
天空のスカイスパイメージ

この「カンデオホテルズ大阪枚方」の売りとしては最上階に設けられる露天風呂付きの天空のスカイスパでしょう。カンデオホテルズは大阪市内でも同様の温浴施設をホテル最上階に設けます。都会のど真ん中と郊外それぞれに見える景色が異なりますが、ともに絶景を見ながら心身ともにリフレッシュできそうです。

東からの眺め
北東からの眺め

一方住宅棟「THE TOWER HIRAKATA」は7月上旬の入居を予定しています。総戸数202戸、うち賃貸戸数が198戸となります。

北からの眺め

それにしてもいつも都心部のビルに見慣れているので、この天野川からの眺めは新鮮ですね。大阪市内のマンションではわざわざ手の込んだ植栽により四季を演出する必要がありますが、こちらではすぐ足元にその季節を感じられる環境が整っています。菜の花が春の陽射しを浴びて気持ち良さげ。




商業施設の様子(2024年3月)

南からの眺め
南からの眺め
屋上広場イメージ

基壇部には商業施設が入居しますが、人工芝も敷設される屋上広場が整備されるなど、憩い空間として多くの方が集いそうです。またトレインビューとしても子供や一定の層に人気を博しそうです。

東からの眺め
北東からの眺め
天野川沿いテラスイメージ

「枚方市駅」の1階と2階直結することで、こちらを通って天野川までアクセスが可能となります。回遊性も高まり、地元にお住まいの方や近隣の関西外国語大学の学生さんなどにとっては大変さ喜ばしいのではないでしょうか。

どのようなテナント構成となり、開業日がいつになるのかなどはまだ未発表ですが、こちらにも開放感のあるテラスが設けられるなど、ただ買い物をするだけでなく滞在する空間もしっかり整えてくれるのがありがたいですね。




枚方市駅東改札付近の様子(2024年3月)

枚方市駅東口改札付近
枚方市駅東口改札付近
枚方市駅東口改札付近
枚方市駅東口改札付近

そして新しい商業施設と直結する枚方市駅東口改札ではリニューアル工事が実施されています。天井の高さは以前と変わりませんが、西口と比較するとやや暗く重たい印象のあった雰囲気が軽減されています。




駅南口イメージ図との比較(2024年3月)

南西からのイメージ
南西からの眺めて

最後は駅の南ロータリー付近からのイメージ図との比較です。それにしても大阪の郊外駅にこれだけの規模のオフィス&ホテル棟とタワーマンションが隣接する形で同時に建設されるのは初めてではないでしょうか。

また商業施設も本件と同じ京阪グループによる京阪百貨店が入居する枚方ステーションモールと合わせると商業床は役4万㎡となります。それ以外でも個性的な建物で有名な枚方T-SITEなどもあり、京阪沿線における商業地としての地位を不動のものとし、より拠点性も高まります。沿線に大学も多く、さらに駅の南側でも再整備の動きがありますので、今後ますます若い世代も集う活気のある街に発展していくのでないでしょうか。

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